「亀沢郁奈」担当の記事 (18ページ目)
『ストロングゼロ』『ほろよい』『こだわり酒場のレモンサワー』などメガヒットを立て続けに飛ばし、チューハイ(サワー)の概念を覆してきたサントリー。長引く自粛生活ですっかり宅飲み習慣がつき、以前よりも飲む機会が増えた人も多いだろう。
そんなサントリーから新発売されるのが『CRAFT-196℃』なるチューハイだ。「これまでのチューハイとは一線を画すような商品を」と、気合いを入れて作ったらしいが……そもそも、これ以上 “一線を画す” 必要があるのだろうか? 自分で作ったハードルを自分で越えにいってる感が否めなくもない。
しかしまぁ、そこまで言うからには、よほど一線を画しているのだろう……いいんだね? 期待しちゃって。
私がエジプトのピラミッド周辺を散策した結果、「ピラミッドは少し離れた場所から眺めるくらいがちょうどいい」という結論に至った……という話は以前の記事でお伝えした。周辺エリアにはしつこい物売りや詐欺師が大量生息しており、おちおち道で立ち止まることもできないからだ。
よってオススメは『窓からピラミッドが見えるホテル』に宿泊することなのだが、ホテルに泊まるには当然、時間もお金も必要。そこで「あまり時間がないけど、落ち着いてピラミッドを眺めたい」という観光客たちは、 “ある1軒の店” に集うことになる。
それこそが、かの有名な『ピラミッドの向かいのケンタッキー』なのであった。
中東とヨーロッパをつなぐ国トルコ。最大の都市・イスタンブールがかなりヨーロッパ寄りに位置していることから、「トルコは中東ではなくヨーロッパだ」と公言してはばからない現地人もいるとかいないとか。
そんなイスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港へ降り立った私は、迷うことなくマクドナルドへ直行した。最近じゃ中東諸国の物価も上昇し、貧乏旅行者の私はおちおち空港のレストランも利用できないありさまである。
その点、マックはある程度の相場が知れているから心強い。せっかくならトルコ限定メニューを食べてみたいものだよね〜!
レストランやホテルを星の数で格付けする『ミシュランガイドブック』は現在、世界20カ国以上で出版されている。もちろん日本版もあるが、ミシュランといえば本場はフランスだ。「人生で一度はパリの3つ星レストランでディナーを」と夢見ている日本人も多いだろう。
先日パリを訪れた私は、いちおう書店でミシュランガイドブックを確認。すると……おっ!? 1万円前後でディナーを食べられる店もあるっちゃあるな!!? いくら貧乏旅行といえど、1万円なら出せないこともないぞ。よぉ〜し……やっちゃうか。人生初の3つ星ディナー!!!
「フランスで回転寿司屋が繁盛している」という噂をききつけて、やってきたのはパリ7区『リュー・デュ・バック(Rue du Bac)』というエリア。 “いかにもパリ” といった街並みがエンエン続いており、とても回転寿司屋があるようには見えない。
実際に何度か同じ道を行ったり来たりしたのち、ようやく問題の回転寿司店『Matsuri(まつり)』を発見した。日本で回転寿司といえばド派手な看板や明るい店内が一般的だが、パリのソレは高級レストランかブティックを思わせるオシャレな佇まい。
気になるのはお値段だが……もしもの場合は謝って店を出るしかなかろう。
一体いつから『カレーまん』の人気は低迷してしまったのだろう? セブンイレブンとローソンの店頭をのぞいてみても、訪問時にはカレーまんそのものが取り扱い無し!
かろうじてファミリーマートが『チーズカレーまん』を販売していたが、私のようなオールド・カレーまんフリーク(古きカレーまん野郎)にとって、これを「カレーまん」と呼んでいいかは微妙なライン。俺たちのカレーまんがチーズ頼みでギリギリ生存している有様とは。
カレーパンはあれほどの人気を誇っているというのに、一体なぜ? いつからこうなった??
昨年11月。エジプトに滞在中の私は、長引く腹痛に苦しんでいた。俗に “エジプト下痢” などと呼ばれるこの症状は、要するに軽度の食中毒である。細菌やウイルスに汚染された飲食物が原因なのだが、水道水の状態が悪いエジプトでは清潔な食べ物を見分けることが困難。
そこで私は、冷凍食品を求めて大型スーパーへやってきた。パック詰めされた冷凍食品ならば、さすがに汚染の心配はないと考えたのだ。いくらエジプトったって、冷凍食品くらいは売っているはず…………えっ? 売ってるよね冷凍食品??
『餃子』のイメージが強すぎる街・宇都宮。しかし「鳥取といえば砂丘だよね」と100万回言われ続けてきた私(鳥取出身)には分かるぞ……おそらく宇都宮市民は、その強すぎる餃子イメージにウンザリしているに違いない。そしてこう思っていることだろう。「餃子以外にも色々あるぞ」と。
そんな市民の想いを代弁すべく、私は宇都宮へやってきた。地元をよく知るタクシードライバーに “一番おいしい店” へ連れて行ってもらう本企画、今回はあえて「餃子以外で」という条件を付け加えたいと思う。餃子の陰に隠れし宇都宮グルメ、とくと堪能させていただく!
『ポケふた』の勢いがとどまるところを知らない。これまでヒマを見つけてはポケふたをウォッチしてきた私も、増殖スピードが早すぎて追い切れなくなってきた。このペースだと日本中のマンホールがポケふた化するのも時間の問題。もはや全てのポケふたに足を運ぶことは物理的に厳しいのが現状である。
数で勝負できない以上は「クオリティを上げていく」しかない……ということで、私は今回 “ポケふたガチ勢” の方々と一緒に宇都宮へやってきた。「ポケふたの楽しみ方がよく分からない」とお悩みの方に、必見の内容となっているぞ!
俗に “世界三3大ウザい国” と呼ばれるのがインド・モロッコ・エジプトの3カ国。私が3カ国全てを旅した結果、ひとつだけ自信を持って言えるのは「最もウザいのはエジプトだった」ということである。
この見解については反論をお持ちの読者もおられると思う。もちろん私とてエジプト人全員がウザいなどとは言っていない。エジプト人にも控えめな方、思いやりに溢れた方が大勢おられるだろう。中には我が友人となりうる人物も混ざっていることだろう。
しかしながら日本人がエジプトを旅する場合、基本的に「エジプト人は全員ウザい」と決めつけたうえで街を歩くのが賢明……否、そうすることでしか街を歩けないと言っても過言ではないのである。どういうことか説明しよう。
羊羹(ようかん)でおなじみの『とらや』に、フランス・パリ店があることをご存知だろうか。その歴史は意外に古く、出店は1980年。最近でこそ「海外で和菓子が人気」なんて話も聞くようになったけど、42年前にヨーロッパ進出とは……思い切ったよなぁ。
高級ブティックが軒を連ねるパリ1区で、静かに揺れる “とらや” ののれん。この日、私がここへ来た理由は他でもない。とらやパリ店の限定メニュー『アボカニ丼』を食べてみるためだ。
ところが店内のメニューをいくら探しても……ない。『アボカニ丼』なんてどこにもないぞ!?
『ストロベリーコーンズ』という宅配ピザ屋をご存知だろうか。全国15の県へ進出するレッキとしたチェーン店なのだが、その進出エリアがあまりにシブいことで有名だ。要するに “田舎にしかないピザチェーン” なのである。
私が生まれ育った鳥取県中部に、初めて登場した宅配ピザ屋はストロベリーコーンズだった。あれから月日は流れ……現在、鳥取県中部で唯一営業している宅配ピザ屋もまたストロベリーコーンズ。ドミノやピザーラが進出したという知らせは、まだない。
しかしこの事実は、裏を返せば “都会の人はストロベリーコーンズのおいしさを知らない” ということ。選ばれし民のみ食すことを許されたストロベリーコーンズ……本日はその魅力についてお話させていただこう。
昨年7月。大阪『なんばグランド花月』の前を通りかかった私は、「当日券ありま〜す」の呼び声に思わず立ち止まった。『ミキ』や『笑い飯』をナマで見られるってマジ!? 全く予定になかったけど、ノリで入場しちゃおっかな? ちょうどヒマだしね!
その時、呼び込みスタッフの方に「今日は座長が出ませんけど、いいですか」と念を押されたことが何だか印象的だった。座長とは恐らく、吉本新喜劇の座長のことだろう。 “座長が出るか出ないか” って、そんなに重要なことなのだろうか?
私(30代後半)はプリクラ初号機こと『プリント倶楽部』の登場をリアルタイムで見てきた世代。中学・高校時代はトレードしたプリクラを貼る『プリクラ帳』の作成に明け暮れたものである……しかしながら10年ほど前から、全くプリクラを撮らなくなってしまった。
もちろん年齢的なものもあるが、プリクラ離れの一番の理由は “最近のプリクラ機の顔面加工が狂気的すぎる” ことだ。一体なぜ頼んでもいないのに、あれほど顔面をイジるのだろう? 「盛れ」などという曖昧な言葉で、我々昭和生まれを納得させようというのか?
そんなある日のこと。年下の友人より気になる情報が寄せられた。なんでも最近「加工なしのプリクラが流行っている」のだとか……逆に!?
昨年9月のこと。スペインに滞在していた私の元へ、とんでもないニュースが飛び込んできた。それは新ポケモン『トリミアン』の実装、ならびに “フランス限定カットフォルム” の存在を知らせるものだ。時期は……1週間後だと!? バカバカ! いくらなんでも急すぎるだろ!!!
皮肉なことにこの数日前、私は次の目的地・ギリシャ行きの航空券を予約したばかり。クソッ、今ならフランスの近くにいるというのに! せめてあと10日ズレていればッ……!
などと呪いの言葉を口にしてみたところで、ポケGOが急なのは今に始まったことではない。冷静に考えてみれば “ヨーロッパ滞在中に限定フォルムが実装された” こと自体、私はかなり運がよかったのだ。ならばやるしかないだろう……ギリシャからフランスへ逆・トンボ返り──!
この冬、大阪市生野区に『大阪生野コリアタウン』が爆誕!
……と言っても、コリアタウン自体はこの地に昔からあったらしい。これまで3つに分かれていた商店街が統合され、一般社団法人として今回「改めて、この名称でいきましょう」となった、ということのようだ。なるほど。
大阪に “焼肉屋や韓国料理屋が密集しているエリア” があるのは認識していたものの、『コリアタウン』と呼ぶほど韓国チックな場所だとは知らなかった。今後は観光客の爆増が予想される新生・大阪コリアタウン。一足お先に街ブラしてみちゃおう!
その土地をよく知るタクシー運転手にオススメのグルメを紹介してもらう本企画。この日、私は神戸の中心・三ノ宮駅へ降り立った。鳥取県出身の私にとって神戸は “最も近い都会” のはずだが、実は私、神戸のことをほぼ知らない。
なぜなら神戸という土地は “大阪と近すぎる” という運命を背負っているから。三ノ宮から大阪中心部までは普通列車でも20分ほどで行けるため、地方民を「それなら大阪まで行っちゃおっか……」という気分にさせがちなのである。
近くて遠い三ノ宮……一体どんな名物グルメを秘めているというのだろう?