ついに今年も『ヤマザキ 春のパンまつり』が始まった。昨年のパンまつりで “景品の皿がフランスから届かない” という非常事態が巻き起こり、個人的にメチャクチャ苦労した……という件は当時の記事をご確認いただきたい。

『祭り』とは本来 “神に感謝する行事” だ。昨年は「誰よりも早く皿が欲しい」と考えていたけど、そういう不純な気持ちがパン神様の怒りに触れたのかもしれないな。今年は心を入れ替えて、「どのタイミングで祭りに参加すればいいか」を徹底研究してみることにしよう。

・パンまつり前夜祭

まつり5日前の1月27日。都内中心部の『デイリーヤマザキ』をのぞくと……

パンコーナーに「春のパンまつり 今年も始まります!」というボードが掲げられている。しかし祭り直前にしては、少し寂しい感じだ。

店内全てのパンを確認したが、ポイントシールが貼られたものはまだ1つもない。今年の景品はフランス製の『白いスマイルディッシュ』。1皿もらうのに必要なシールは28点分だ。昨年は25点だったから、やや難易度が上がったことになるな。

翌28日も同じ。念のため他のヤマザキ系ショップやスーパーも確認してみたが、そちらも同様だ。

祭り3日前となる29日も変化なし。ちなみにヤマザキでは現在『苺まつり』なるものも開催されているらしいぞ。これほど多くの祭りを行っているとは、相当信心深い会社なのだろうか。


・わずかにフライング

そして祭り前日の1月31日、ついに……


点数シール付きの商品が並び始めた!!!!!!!!



松たか子さんが微笑む『シール用台紙』も登場!!!!!!!


ただし前日の段階では、点数シールが貼られた商品はごく一部である。「点数シールって誰がいつ貼っているんだろう?」と気になっていた人も多いはずだが、このことから「シールは出荷段階で貼られている」可能性が濃厚と言えるのではないだろうか。


・初日の立ち回り

今回の調査によって “店舗によっては前日ごろからフライング的にパンまつりが始まっている” ことが確認できた。しかし商品の種類が限られてくるため、 ”事前に点数シールを集めておく” という行為は正直あまり現実的でないように思う。

私は改めて祭り初日の2月1日、28点分のヤマザキ製品を買い込んだ。注意したいのは現在 “シールの貼られた商品がまだ入荷していない店舗” や “同じ商品でもシールのあり・なしが混在している店舗” もあるという点。

おそらく数日中に全てシールが貼られた商品に切り替わるはずだが、シールを集める予定の人は購入前に確認したほうがいいだろう。ちなみに点数シールの貼付期間は4月30日、景品引換期間は5月16日まで。先着順じゃないから急ぐ必要は全くないぞ!

さて点数シールを効率よく集められる商品として、昨年は『ロイヤルブレッド』(2点)をオススメしたのだが……

今回の調査では、割合として『超芳醇』(2点)のほうが高コスパになるケースが多かった。もちろんこれは販売店によって異なるため、現段階で「なるべく安く景品を入手したい」という人はスーパーの特売日を狙うのが得策と考えられる。

また今年は昨年より引換点数が3点上がっていことを考えると、「持ちポイントが上がっている商品がある」という可能性もある。これからの展開に注目したいところだ。中にはシールではなくパッケージに点数が直接プリントされたものもあるから、多めに買う際は注意が必要。


・今年は大きめディッシュ

祭り当日の2月1日、ヤマザキショップの店頭には『パンまつり』と書かれたのぼり旗が揺れていた。今年も昨年と同様「景品が店頭に届いていない」という可能性は十分にありえる……。

あまり期待しすぎぬよう注意しつつ、お店の人に「28点集めた」と申告してみると……


今年はあっさりもらえた!!!!


今年の『白いスマイルディッシュ』は直径21cmと、昨年の『白いフラワーボウル』より大きめ。なかなか使い勝手が良さそうなサイズであり、個人的には「3点アップもやむなし」といった感想だ。

ところでヤマザキ商品の中でも定番と呼ばれるものはスーパーやドラッグストアで購入できるのだが、祭り期間中はぜひヤマザキ系ショップへ足を運んでみてほしいと思う。意外な商品に点数シールが貼られていることがあり、見ているだけで楽しい!

参考リンク:山崎製パン
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.