普段は見ることのできない裏側をのぞくのはおもしろい。

今回見てきたのは、水族館の裏側。バックヤードツアーに参加して、普段は立ち入れないエリアを見学してきた。

場所は、北海道千歳市にある「サケのふるさと 千歳水族館」。日本最大級の淡水水族館で、新千歳空港から車で約10分とアクセスもいい。

館内の展示も見応えがあるのだが、今回特に紹介したいのは、500円で参加できるバックヤードツアー

途中で「落ちたらどうしよう、スマホを落としたらどうしよう……」と、思わず足がすくむ場面も。

実際にどんな場所が見られたのか、さっそく紹介していこう。

・まずは館内を見学

「サケのふるさと 千歳水族館」には北海道に生息する淡水魚を中心に、多くの生き物が展示されている。

入館料は、大人800円、高校生500円、小・中学生300円。巨大なイトウやチョウザメなど、普段なかなか見られない魚も多く、淡水魚メインの水族館というのは意外と新鮮だ。

なかでも名物なのが、千歳川の中を直接観察できる「水中観察ゾーン」。

季節によってはサケが遡上する姿も見られるそうで、水族館から観察できるというのはかなり貴重だと思う。

ほかにも、ドクターフィッシュに手を入れられるコーナーなど、実際に生き物と触れ合える体験もある。

しかし、この日の本番はここからだった。



・500円でバックヤードへ

バックヤードツアーは参加費500円。開始1時間前でも空きがあれば予約可能で、私(夏野)も、じゃらんから当日の数時間前に予約した。

夏休みシーズンの平日に訪れたが、この日は約18人、5組ほどが参加していた。時間になるとスタッフさんの案内で、普段は入ることのできないバックヤードへ。

最初に「ヘビが苦手な方いますか?」と聞かれ、全力で挙手する私。めちゃくちゃ苦手です!!!

すると、「この先、左側にヘビがいるので、苦手な方は右を見て進んでください」とのこと。

もちろん、視線は全力で右である。まさか淡水魚の水族館のバックヤードツアーで、開始早々ヘビに警戒することになるとは……。

ちなみに、ヘビ本体を見る勇気はなかったが、脱皮した皮だけはかろうじて写真に収めることができた。


・水族館のお仕事はすごい

続いて、大水槽の上部へと案内された。

ここでは、水槽に入る際に着用するスーツや、魚を運搬するための道具・方法などについて説明を聞くことができた。

普段何気なく眺めている水槽も、裏ではさまざまな道具や工夫によって管理されていることを知り、「水族館を維持するってすごい……」と改めて実感。こういう裏側を子どもたちにも見せることができて、親としてもなんか嬉しい。


さらに印象的だったのは、大水槽を上から見られること。

非常に興味深いのだが、足場がちょっと怖い……。

撮影はOKだが、「スマホなどを落としても、すぐに拾うことはできないのでご注意ください」との説明を受け、さらに手が震える。

この日はスマホにストラップなどを付けていなかったため、私は水槽から少し離れた場所から慎重に撮影。さらに、カナヅチの私は自分まで水槽に落ちるところを想像してしまい、ますます足がすくむのであった。


さらに、魚たちへのエサやりも体験させてもらった。

実はこのエサやり、私たちが魚にエサをあげて楽しむだけではない。下から水槽を見ている来館者にとっても、魚が一斉に動き出す見応えのある時間になるそうだ。

そのため、スタッフさんにエサのまき方やコツを教えてもらってから挑戦。

普段は何気なく見ているエサやりにも来館者を楽しませる工夫があり、水族館というエンターテインメントの裏側を知るという意味でも、おもしろい体験だった。

正直、500円なのでそこまで期待していなかったが、いい意味で期待を裏切られるバックヤードツアーだった。



・半日遊べるスポットだった

水族館のすぐ隣には人気の道の駅「サーモンパーク千歳」がある。

北海道グルメや買い物を楽しめるほか、夏には嬉しい水遊びスポットもあり、多くの観光客や家族連れでにぎわっていた。

我が家も水族館とサーモンパークを合わせて楽しんでいたら、気づけば半日以上滞在していたほどだ。

水族館だけでも十分満足できるが、もし訪れるならバックヤードツアーはぜひ追加してほしい。この内容で500円なら、かなり安いと思う。旅行の思い出が、ワンランク濃くなる体験になるはずだ。

・今回訪れた施設の詳細

店名 サケのふるさと 千歳水族館
住所 北海道千歳市花園2丁目312
時間 通常営業(3月~11月 9:00~17:00)冬季時短営業(12月~2月 10:00~16:00)
定休日 年末年始、メンテナンス期間

参考リンク:サケのふるさと 千歳水族館
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

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