
サケ(鮭)って頻繁に食べるけど、生態に関してはまったく知らない。近そうで遠い魚、サケ。
そんなサケを専門分野とする水族館『標津(しべつ)サーモン科学館』が北海道にあるのをご存じだろうか?
30種類以上のサケ科の魚を展示している有意義な施設なのだが……誰もが絶叫するスリリング&アグレッシブなアクティビティが体験できるスポットでもあるのだ! そのアクティビティについて紹介する前に、まずは施設の基本的な情報から説明しよう。
・サケ科のプロフェッショナル
標津サーモン科学館は、北海道標津郡標津町にある。千歳や札幌から行くと高速を使っても半日かかるというスケールは、まさに「デッカイドウ」って感じだ。
入場料は大人が650円、小中学生が200円と格安なのだが……ひょっとすると、一見するだけでは地味な展示内容に感じてしまうかもしれない。
というのも、展示されている魚はウグイ、
イトウ、
ニジマスなど。
全体的に銀色の魚が多いため、熱帯魚や深海魚などが並ぶ一般的な水族館とは趣が違うのだ。
しかし、同じサケ科の魚でもよく見れば生態は様々。特に変わっているのが、獰猛で悪食(あくじき)なことで知られるイトウだ。
標津サーモン科学館では、過去に食べ過ぎて死んでしまったイトウや、
食べ物で窒息死してしまったイトウもいるほど。
人間である筆者も たまに食べ過ぎてお腹がはち切れそう、あるいは気持ち悪くなることがあるけど、一定以上食べたら食欲が収まるものだ。
それが死ぬまで食べるなんて、なにかが間違っている気すらしてしまう。イトウ、よっぽどの業(ごう)を背負わされているのかもしれない。
実際に館内で買えるエサ(1カップ100円)を水槽に投げ入れると、イトウたちはとんでもない勢いで食いついてくる。正月の初売りセールかっていうぐらいの大暴れだ。
他にも珍しい展示としては、自然界ではなかなか見られないアルビノのニジマスや、
サケの遡上(そじょう)の通り道になっている魚道水槽など、専門ならではのマニアックで奥深いサケの世界が楽しめるぞ!
魚道水槽は 普段は水路を閉じた状態で使われているのだが、シーズン中は水路が解放される。
2~5月はシロザケの稚魚の郡泳が、9~10月はシロザケ、カラフトマス、サクラマスの遡上の様子が見られるそうだ。
・絶叫のチョウザメコーナー
展示室の奥へと進んでいくと、なにやら人々の絶叫が聞こえてきた。
なになに? 「チョウザメ指パク体験コーナー」?
……チョウザメの水槽にエサをまいて指を水につけておくと、エサを食べに来たチョウザメに指まで一緒にバクッと食べられる、ですって!?
めちゃくちゃ怖くない? 普通に怖くない??
色褪せた説明書きは無駄にテンションが高い。「人差し指がいいよ!」じゃないんだわ。
チョウザメの水槽は、子供用プールくらいのサイズ。水面には数十匹のチョウザメの鼻が浮かんでウロウロ、エサを待ち構えている。
その様子はまるで獲物を狙うワニのようだ。筆者の隣にいる4歳ぐらいの少女は、手を丸ごと水槽につけながら大声で泣き叫んでいる。
「怖かったらやめてもいいんだよ」と声をかけたくなったが、知らないオバサンから急に話しかけられるのもそれはそれで怖いだろう。
黙ってエサをまき、エイヤ! と指を水に突っ込むと……すぐに音もたてずチョウザメ(の鼻)の群れが近付いてきて、
「バゴッ」という音とともに食いついてキターーー!!!!
しかし……痛くない!
例えるならば、シリコン製の鍋つかみで掴まれた感じ。勢いこそはボクサーがパンチを繰り出すように激しいのだが、握力(?)が弱くてツルッとした感触なのだ。
なんでもチョウザメには歯がなく、エサを丸飲みで食べる習性があるんですって。
しかし、痛くないとわかっても怖いものは怖い。久しぶりに腹の底から悲鳴をあげちゃったな。
チョウザメの指パク体験ができる『標津サーモン科学館』。サケ科の魚と珍しいアクティビティが好きな方にとっては楽園だから、北海道の東の端っこまで移動する価値があるはずだぞ!
参考リンク:標津サーモン科学館
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
▼イトウはサイズごとに水槽が分けられている。まさか共食い防止!?
▼飼育員さんの遊び心が見えたワンシーン
▼エサをシュートするバスケットゴールが用意されている。こういうのを見るとつい、ムキになって投げちゃうんだよなぁ。
高木はるか



















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