痩せなきゃダメだ、痩せなきゃダメだ、痩せなきゃダメだ。何だか最近は『新世紀エヴァンゲリオン』のシンジくんのごとく、そう自分に言い聞かせる生活を送っている。それもそのはず、梅雨が明けたら夏本番。薄着になれば体のラインが目立つ……ド直球でいえばデブがバレてしまうからである。

手っ取り早く痩せるには糖質制限がオーソドックスだが、これがなかなか難しい。一歩外に出たら無数の誘惑。このところ、低糖質をウリにしたメニューも増えてはきたが、十中八九で欲望が勝ってしまう。

ただ、これからはもう大丈夫かもしれない──。なんせココイチが2019年6月1日から全国(一部店舗を除く)で新しく販売している「低糖質カレー」が感動するくらいヨロシなのだ!

・過去の低糖質カレー

カレーでダイエット。そう言われるとあまりピンとこないかもだが、過去にココイチではカリフラワーをライス代わりにして糖質制限した「CoCo de オフカレー」を販売していた。ちなみにスペックは、カリフラワーライス約120gとライス約30gてなところだったが……

とにかくライス30gが愛おしすぎて悪魔的だった。たかが30g、されど30g。ココイチとしてはアメとムチを使い分けてくれたのだろうが、もういっそのこと殺してくれ……と思ってしまう内容でもあったため、記者は頻繁に通わなかった。しかし、あれから約半年……低糖質カレーは新たな姿にモデルチェンジしていた。

・糖質たったの16g

そう、今回はライスゼロのカリフラワーのみ。これによって糖質は16g。ポークカレーのライス200gが約86gなので圧倒的に糖質を制限できる。前回の低糖質カレーも30g前後と低かったが、半分くらいになって「より研ぎ澄まされたメニュー」へ進化した。言ってみれば、逃げ道がないように振り切っている。

他にも変更点はあって、トッピングが指定された3種類だったのに対して自由に選べるように。カリフラワーの量も大盛り(プラス51円)、そして小盛り(−51円)にも対応していた。これはココイチのやる気を感じる!!

今回、量を比較するために通常の低糖質カレー、そしてトマトアスパラ、海の幸をトッピングしてタンパク質を多く含む構成にした大盛り低糖質カレーを用意した。

カリフラワーの量は通常なら180g、大盛りなら225gとのことだから見た目に大差はない。それにしても、カリフラワーの匂いがガッツリ。もしかしたら匂いが気になる人もいるかもしれない。

とはいえ、何を言ったところで肝心なのは味。前回の低糖質カレーはお世辞にも「カリフラワー最高!」とはならなかったがはたして。カリフラワーカレー初体験の編集長・GO羽鳥と食べてみたところ……


……!!

\(^o^)/ウマい\(^o^)/


感覚的には野菜とカレーを食べている感じなのだが、カリフラワーだけという潔さが己の甘さを捨てさせて前回よりもウマく感じる。カレーが進化した可能性もあるものの、そこまで大きな変化はないはず。なんと言っても、爽やかなお腹の膨れ方が良い……!

個人的にはノーマルサイズで大満足。これなら2日連続で食べても苦にならない。健康を気にするメニューは意外と突き詰めた方が良かったりするが、ニュータイプの低糖質カレーは典型的な例と言っていいだろう。さすがココイチ。甘さを捨てて、よく作った! 感動した!!

それに加えて、価格も690円から600円と少しだけ財布に優しくなっているのも嬉しい。あと、新しい低糖質カレーは「甘えを全部捨てろ」という訳ではなく、消費者に決断を委ねているのもポイントだ。臨機応変の低糖質メニュー。ていうか、そもそもココイチのカレーがウマいから百人力。これならば、白米食べなくても耐えられそうな気がするぅ〜!

・夏までに減量したい

最後に私事で恐縮だが、この1年で5キロ増えた体重はこのところ3日に一度ライザップサラダを食べている(もちろん運動もしている)ことで2キロ減。ここにココイチの低糖質カレーがスタメンに加われば、元に戻すことも不可能じゃないかもしれない。目標はあと3キロ減。あると思います。

参考リンク:ココイチ「低糖質カレー」
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
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