本人にとってはどうってことないが、部外者から見ると秘密のベールに包まれている女子高、そして男子校。記者のように共学にしか通ったことがない身からすると「そんなことあるの?」と驚かされる事案が意外と多い。

そんな未知なる男子校男子を描いたイラストが、いまTwitterで話題になっている。一口に「男子校の男子」と言っても、さてその実態はどうなっているのだろうか?

・3万リツイート以上を記録

話題のイラストを投稿したのは、Twitterユーザー「イキリ出会い厨(@UFOmogikoku)」さんである。2018年1月13日に投稿されたこのイラストは、3日間で3万リツイート以上を記録するなど大きな話題を集めているのだ。

先述のように、テーマは「男子校の男子ってだいたいこんな感じ」で、イラストにはその構成がパーセンテージと共に描かれている。それでは以下で、さっそくご紹介しよう。

・ウェイ系男子高校生(10%)

男子校唯一の勝ち組。圧倒的コミュ力と整った容姿で女子と遊びまくる。バンド系や運動部の目立っている人が多い傾向。

・ちょいグレ男子高生(5%)

高校デビューしようとしたが、女子がいないため失敗し、ヤサぐれた。ヤサグレとはいっても、タバコや酒をやる勇気はないのでそこらへんは真面目。

・イキリト(5%)

ことあるごとにイキる。自分では思っていないが、周りからキリトに似ていると言われる。このあいだDQNに絡まれたときも意識はなくて、周りに人が血だらけで倒れてたしな。ちなみに彼女はアスナに似ている。

・オタク(20%)

コミケ夏冬参加勢から、アニメ・ラノベのみというニワカまで幅広くいる。男子校だけあって、ドルオタ・アニオタ・エロゲーマニアなど、おそらく全ジャンルのオタクが生息している。

・チンパンジー(60%)

脳内真っピンクなチンパン。男子校の象徴。ムッツリチンパンや、謎の衝動に駆られてゴミ箱ダイブする過激派チンパンまで様々。ただし思考は小学生なので、女子と話すと照れるなどのピュアな一面もある。

──以上である! 世代の違いか、個人的には「イキリト」がピンと来なかったが、それ以外は合点がいった。共学であったが私は完全にチンパンジーだったのだろう。いや、プロレスも大好きだったので「プロレスオタク系チンパンジー」だったのかもしれない。

また、記者が学生の頃は5%ほどは生息した「ヤンキー」がいないのも時代の流れを感じさせる。学生時代、あなたはどのジャンルに属していただろうか? イラストとともに思い返してみるのもいいだろう。

参照元:Twitter @UFOmogikoku, used with permission.
執筆:P.K.サンジュン

▼こちらが話題のツイート。確かに共学でもチンパンジーは多い。

▼他にも「男子校男子の少数派編」も投稿しているぞ。