『君の名は。』がついに2018年1月3日、地上波初放送を迎えた。田舎の女子高生・三葉と都会の男子高校生・瀧が入れ替わることから壮大なストーリーに繋がっていく本作。Twitterのトレンドも『君の名は。』関連で埋め尽くされるなど、放送日と翌日の盛り上がりも半端じゃなかった。

特に目立ったのは、映画内の小ネタツイートである。三葉の高校の先生は『言の葉の庭』の雪野先生説や、奥寺先輩の結婚相手は司くん説など。みんなよく見つけるなあ。もし『君の名は。』で入れ替わる2人が、そういった探偵クラスの推理力を持つオタクだったら?

・劇場公開時のマンガが再び話題

そんなマンガを投稿したのは、雑誌から Web まで幅広く活躍するマンガ家の横山了一先生(@yokoyama_bancho)だ。初投稿は2016年10月4日だが、『君の名は。』の初地上波放送に合わせて再び話題となっている。

・オタクの2人が入れ替わり

マンガでは、体が入れ替わっていることに気づいた直後の2人が描かれている。映画だと、ここから携帯や日記でやり取りを始めドタバタラブコメ的になるが、考察オタクの取った行動は全然違った……! このマンガに対するネットの声は以下の通り。

・ネットの声

「これはひどい」
「30分もしないうちに終わりそうですね」
「むしろいかにして最適解にたどり着くかで盛り上がりそうですな」
「わたしも『なんでカレンダーとかで、日にちのズレに気づかないんだろ』とか思ってました」
「多分、中盤助けに行かない」
「俺も見ててiPhoneであれってなった」
「本編より面白そう」

──同類からの共感や「本編より面白そう」という声まで。作品が好きであればあるほど、ついつい細かい部分に疑問を持って裏設定に想いを馳せてしまう私(中澤)も、実際自分が入れ替わった時のことを想像せずにいられなかった。

好きだからこそ妄想してしまう。『君の名は。』への愛も感じるこのマンガ。何度見ても、新しい発見があり色んな楽しみ方ができる『君の名は。』は高度なエンタメ作品であることは言うまでもない。

参照元:Twitter @yokoyama_bancho
マンガ:横山了一, used with permission.
執筆:中澤星児
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▼ほう……なぜか曜日がズレておりますな