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私(佐藤)には、行きたいと思う飲食店が結構ある。タイミングが合わずに行けないまま、時間だけが過ぎて行く。これではいかん! そう思いながら、行きたいお店をブックマークし続ける日々。

行きたいと思ったらすぐに行け! そう諭してくれるようなお店に出会ってしまった。そのお店、東京・銀座の「新世界グリル 梵(ぼん)」はビーフヘレカツサンドの専門店で、かなり有名なお店だ。行こう行こうと思い、ようやくお店の味にありつけた時、今までの時間がムダだったと悟るほどウマかった! もっと早く行けばよかったよ~ッ!!

・大阪発祥のお店

このお店は大阪に本店を持つ、ヘレカツサンドの名店。大阪の通天閣の下に昭和12年に前身のお店をオープンし、一度は閉店するも、再開して現在にいたるまで70年間続いている。

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・ランチ安い!

銀座のお店は、歌舞伎座が近いこともあり、観劇のお供として愛されているそうだ。また手土産にしても喜ばれるとあって、テイクアウトで利用する人も多いという。実際にお店に行ってみると、お昼はランチタイム(11:00~15:00)に、極上ビーフヘレカツサンドのハーフサイズとサラダ、コーヒーを1050円で提供している。マジかよ! 安いッ!!

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お店で食べたい! と思ったが、急いで編集部に戻らなければならなかったため、テイクアウトで1人前(2100円)を注文することに。オーダーすると、その場で出来たてを包んでもらえた。有難い! これは美味しく食べられるように、超特急で帰ってすぐに食べねばッ!

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・ウマいものは美しい

幸い箱がしっかりとした作りをしており、中のサンドイッチはキレイなまま。サンドが型崩れしたりしていたら、ちょっとテンション下がるので、キレイなままで良かった。それにしても、ヘレカツが美しい~! 私の持論なのだが、ウマいものは美しい。ここのサンドはこの考えにピッタリだ。絶対にウマい! 食わなくてもわかるぞッ!!

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・歯ごたえ絶妙

実際に食べてみると、表面をほんのりとトーストした食パン、そしてカツの衣、さらにヘレ肉の噛み応えが絶妙だ。ソースが塗られているのに、衣サクサク! 歯ごたえが心地イイ。そして肉は大変柔らかで、噛むごとに肉の旨味がジワリと溢れるようだ。

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・秘伝のソースが味の決め手

カツと食パンの美味しさを最大限に引き出しているのは、ソースではないだろうか。ほど良い酸味と深いコクがクセになる。このソース、ご飯にかけても絶対ウマいはず! 洋食店ならではの秘伝のソースが、ヘレカツサンドの命となっている。く~! 隙がない、まったく隙がないぞ!

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編集部に持ち帰り、5人のメンバーに一切れずつ分けて、食べてもらったところ、全員が絶賛! 北海道グルメに詳しいナガハシ記者は、「今まで食べたカツサンドのなかでダントツ」と称賛し、Yoshio氏は「お店の場所教えて」と言ってプライベートで行く気満々だった。

もしも、このお店の名前を知りながらまだ行ったことがないという人は、速攻で行って欲しい。行かない理由がない! 食わない理由がない!! 一度味わったら、マジでトリコだ。

・今回紹介した店舗の情報

店名 新世界グリル 梵 銀座店
住所 東京都中央区銀座7丁目14-1
営業時間 11:30~22:00(売切れの場合、早めに閉店)
定休日 日・祝日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼美しくウマい! 梵のヘレカツサンド
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