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東京・銀座には有名店や老舗が数多く存在する。そのなかには、手土産で知られるお店も少なくない。たとえば、以前紹介した「新世界グリル梵」は、ビーフヘレカツサンドの専門店で、持ち帰って編集部メンバーに食べてみてもらったところ、全員が大絶賛した。

そこで今回はやはり銀座の老舗和菓子店「木挽町よしや」に行き、ここのどら焼きを持ち帰ってみたところ……。またしても、全員大絶賛。ここのどら焼きは手土産として鉄板といって良いだろう。

・路地裏のお店

お店は歌舞伎座近くの路地裏にある。創業1922年の老舗で、どら焼きのほかに創作和菓子で知られている。初めて訪ねると、お店の場所がわからないかもしれない。目印になるものが、「よしや この先23m」しかなく、うっかりすると入るべき路地を過ぎてしまうのだ。

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通り過ぎないように注意しつつ、アプリで地図をたしかめてみると、どうやらこの先にあるらしい。

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・人気店なのでフル稼働

路地裏の奥まった場所にあるだけでなく、このお店はもうひとつ変わったところがある。それは入り口を入ったすぐのところでどら焼きを作っているところだ。おそらく私(佐藤)が訪ねた日は、予約注文が多く、お店フル稼働でどら焼きを作っていたと思われる。

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作ったそばから売れて行く状態が続き、作り置きがなくなってしまったのだろう。私が店に入ると、「20分ほどお待ち頂ければ、用意しておきます」とのことだったので、一旦店を離れた。再び店に行くとちゃんと用意されていた。お願いした5個入り(1個120円)を購入して帰ったのである。

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・桜の刻印

どら焼きは生地を半折りにしたタイプで、そのなかにつぶあんがしっかりと詰まっている。表には今の時期にふさわしく桜の刻印。見た目からして何とも上品。

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・お茶うけに相応しい逸品

食べてみると、生地は柔らかくふわりとした食感。餡子は甘さが抑えられており、和の甘味が持つクドさが一切感じられない。品よく、お茶うけに相応しい一品である。ちなみに今日(4月4日)はどら焼きの日。ドラえもんが実在したら、ここのどら焼きを食べさせてあげたい。

・今回訪問した店舗の情報

店名 木挽町よしや
住所 東京都中央区銀座3-12-9
営業時間 10:00~18:00
定休日 日・祭日 (土曜不定休)

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼よしやのどら焼きの旨さにビックリしすぎる編集部メンバー
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