「家そば放浪記」の記事まとめ (公開順・10ページ目)

奥深き板そば世界【家そば放浪記】第179束:おいしい山形プラザで買った、玉谷製麺所『月山 板そば 低温乾燥 太切』税込270円(1人前135円)

山形の蕎麦といえば「板そば」、その逆もしかり……なのかも?

というのも当連載に登場した山形産の干し蕎麦18種類のうち(なにげに多いな)、今回のを入れて3つも「板そば」があるのだ。

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茹でた後の迫力がスゴイ【家そば放浪記】第180束:いわて銀河プラザで買った、土川製麺『いわて 土川蕎麦物語』税込270円(1人前135円)

『土川蕎麦物語』。ものすごく良い商品名だと思う。というか、私、昔から “物語系” が好きだ。

古くはドラマの『スチュワーデス物語』から始まり、ゲームで言うなら『ダウンタウン熱血物語』、好きな漫画は『柔道部物語』……。どうも私、“物語系” には弱いのだ。

土川蕎麦物語はどうなのか? さっそくパッケージを見ていこう。

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意外な実力者、発見!【家そば放浪記】第181束:銀座NAGANOで買った やまいし株式会社 麺工房『そば七 そばや七良右ヱ門 浅嶽玄蕎麦』税込324円(1人前162円)

ものすごく長い社名と商品名である。タイトルにもあるが、あらためて紹介したい。今回の干し蕎麦は、やまいし株式会社 麺工房が製造する『そば七 そばや七良右ヱ門 浅嶽玄蕎麦(あさまのくろそば)』である。

ちなみに製造者「やまいし株式会社」について調べると、なんと製麺専門ではなく、「米穀・食料品・石油製品・家庭燃料・住宅増改築・不動産管理・石油製品販売・家庭用電化製品・住宅設備機器販売・宅配水販売……etc」と、非常に多種多様なモノを扱う会社であった。

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奥会津の猛者、ふたたび【家そば放浪記】第182束:CHABARA日本百貨店しょくひんかんで買った、奈良屋『挽きたて二八』税込465円(1人前233円)

奈良屋(ならや)──。当連載の愛読者様であれば、奈良屋がどれほど強いのかは言われなくてもご存知かと思う。

なにせ初登場でランキング4位をマーク

続く2回目の登場で1位を獲得

その後もチョイチョイと登場(今回で6回目)しては高得点を連発で、なんと今現在、ランキングの2位5位が奈良屋の蕎麦……。

その強さ、かつてのテレビ番組『ものまね王座決定戦』におけるコロッケなみの決勝進出率といっても過言ではなかろう。

言うならば最強。敵なしの猛者。その勢い、ほとんど無双。

ついつい前置きが長くなってしまったが、今回の奈良屋は『挽きたて二八(ひきたてにはち)』である。

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思い出した中2の東北【家そば放浪記】第183束:いわて銀河プラザで買った、北舘製麺『わんこそば 南部・盛岡・そば処 直利庵』税込450円(1人前150円)

銀座にある岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」に行った際、まず入り口で出迎えてくれたのが今回の『わんこそば 南部・盛岡・そば処 直利庵』であった。

そして思い出す。「そうだ、岩手県は、わんこそばだった」と。

以前も『そば処 東家。わんこそば』なる蕎麦をレビューしたが、今回のわんこや、いかに!?

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14回目の戸隠そば【家そば放浪記】第184束:銀座NAGANOで買った、戸隠松本製麺『とがくし産蕎麦』税込421円(1人前211円)

去年の冬、長野の戸隠神社に行ってきた。夢のような参道を歩きたかったのもある。もちろんお参りしたかったってのもある。

でも、裏の目的は……「戸隠そば」を勉強するためでもある。

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久々にキタ、この形状(U字型の島田掛け)…!【家そば放浪記】第185束:銀座NAGANOで買った、桝田屋食品『新富倉そば』税込680円(1人前340円)

キタ、この形状……!」。私は店内で静かにつぶやいた。

“この形状” とは言うまでもなく、現在ランキング4位にも入っているヤマダイ『手緒里 紫峰そば』を連想とさせるU字型の「島田掛け」製法スタイル

正直これは期待である。

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食前に「目と手」で分かる蕎麦の実力【家そば放浪記】第186束:ふくい食の國291で買った、武生製麺(山本食品)『越前屋三代目の蕎麦』税込540円(1人前270円)

私にとって、未知なる地なのが福井県。

この世に生まれてから44年。これまで様々な都道府県に足を運んできたが、いまだ未踏なのが秋田、山形、島根、鳥取、広島、徳島、長崎、佐賀、そして福井。

思い出しながら羅列してみると意外と未踏の地が多かったことに自分でもビックリだが、そんな福井のアンテナショップ「ふくい食の國291」で購入したのが今回の『越前屋三代目の蕎麦』なのである。

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田舎蕎麦が好きな人なら一食の価値あり!【家そば放浪記】第187束:おいしい山形プラザで買った、卯月製麺『山形のさがえ蕎麦』税込260円(1人前130円)

蕎麦といえば長野県というイメージがあるが、こう長いこと干し蕎麦を食べ続けていると、どうしても山形県が気になる存在になってくる。

美味い蕎麦がやたらとある。実は隠れた蕎麦処なのでは……なんて思っていたら!

まさに今回の蕎麦の製造元「卯月製麺」のホームページに、「東北のそば処、山形」と、そのまんまのことが書かれていた。

さらに詳しく見てみると──

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これだけ食べてきたのに “前代未聞” の蕎麦が出てくるとは…【家そば放浪記】第188束:ヤオコーで買った、山本食品『信州 更科十割そば』税込462円(1人前231円)

スーパーめぐりが楽しい。特に旅先でのスーパーチェックは隠れたメインイベントな感もある。

先日、餃子目当てで同僚と栃木県は宇都宮に行ったのだが、当然ながらスーパーマーケットもパトロール。

まず「カットねぎ」をチェックして、どんな納豆が売られているのかも確認し、最後に干し蕎麦を見にいくと……

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調べて出てきた2人の大物【家そば放浪記】第189束:福島屋で買った、カドヤ(北舘製麺)『国内産そば粉 挽きたてそば 北舘充史』税込540円(1人前180円)

秋葉原に『福島屋』というショップがある。私はてっきり福島県のアンテナショップかと思い込みながら入店し、いつものように干し蕎麦を探していたのだが、売っていたのは……

販売者:カドヤ株式会社(東京都町田市
製造所:株式会社北舘製麺(岩手県

──と、まったく福島とは関係のないメーカーの干し蕎麦『国内産そば粉 挽きたてそば 北舘充史』だった。

はて、これは……と疑問に思い調べてみると、

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メニューによっては大化けの可能性も【家そば放浪記】第190束:銀座NAGANOで買った、油屋清右衛門(山岸産業)『信州地粉蕎麦』税込432円(1人前216円)

油屋清右衛門と聞いて「お!」と思った人は、かなりの家そば放浪記通(ツウ)である。あまりにも通すぎて私がビビるほどであるが。

当連載に油屋清右衛門が登場したのは今回を入れて計4回。伊勢丹の地下や、ザ・ガーデン自由が丘など、「ちょっとイイところ」で売られている印象がある。

また、同社は同業他社が絶対にやらないようなアニメ・漫画・ゲーム系のコラボ商品をバシバシと出すところも特徴で、詳しくはホームページをご覧になってほしいが、唯一無二のヲタ系そばメーカーと言って良いだろう。

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とろろ好きなら必見の回【家そば放浪記】第191束:いわて銀河プラザで買った、北舘製麺『八幡平やまいもそば』税込302円(1人前151円)

今回の蕎麦が『やまいもそば』なので、遠い昔、私が働いていたお蕎麦屋さんでの やまいも の使い方を簡単にご紹介してみようかと思う。

まずは、やまいもの皮をシャッシャと剥く。するとヌルヌルして持ちにくいが、目の細かい「おろし器」を使って頑張ってシュカシュカと擦る。

そして出来上がった純白の「とろろ」を、綺麗な水で少し薄める。そのままの粘度だと、コシが強すぎて使いにくいからだ。これポイント。

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そば粉が先か、小麦粉が先か【家そば放浪記】第192束:北海道どさんこプラザで買った、藤原製麺『幌加内そば』税込303円(1人前101円)

今回の干し蕎麦は、藤原製麺の『幌加内(ほろかない)そば』。

同社の蕎麦については、セブンイレブンで売られている7プレミアムの『2種のそば粉をブレンドしたそば』をはじめ、『早ゆでそば 細麺』、そしてヤオコーで売られているPB商品『Yes! YAOKO Premium 風味豊かな幌加内そば』を過去に食べてきたが……って、アレ?

ヤオコーのも『幌加内そば』だ。てことは、同じ商品だったりする?……と思いきや!

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線は細いのにストロングスタイル【家そば放浪記】第193束:ヤオコーで買った、柄木田製粉『信州そば 市兵衛』税込321円(1人前80円)

今回の蕎麦は、完全なる「ジャケ買い」ならぬ「パケ買い」だ。

目の覚めるような彩度全開の赤。色を表す色光の三原色「RGB」で言うならR255。色料の三原色「CMYK」ならM100のY100といっても良いくらいの完全なる赤。なかなか干し蕎麦で「赤」は見ない。

その赤は、蕎麦棚の中でひときわ異彩を放っていた。

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このメーカーの蕎麦は迷うことなく「買い」だ【家そば放浪記】第194束:北海道どさんこプラザで買った新得物産『十勝千年の森 八割そば』税込401円(1人前201円)

恐るべき高打率。バッターボックスに立てば全打席ホームラン。それが北海道が誇る蕎麦メーカー「新得物産」の干し蕎麦だ。

これまでの登場は3回。なのにハッキリと名前を覚えているというのは、どれも相当に美味かったから……に他ならない。

なにせ初登場時の『挽きぐるみそば』はランキング2位を獲得。2回目登場の『北海道新得八割そば』もランキング3位を獲得で、3回目登場の『北海道新得 更科そば』もこれまたランキング3位……。※現在は「殿堂入り」&「松」に

調べてみたら、本当に “全打席ホームラン” だった……。これほど “間違いのない蕎麦” を作るメーカーも珍しいのではないだろうか。

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徹頭徹尾、珍しいことだらけの蕎麦だった【家そば放浪記】第195束:おいしい山形プラザで買った麺本舗善三郎『羽黒山の里 二八そば』税込540円(1人前270円)

こちらの蕎麦、店の棚に入っている時から、な〜んか不思議なオーラがあった。

まず、墨絵っぽいイラストが実に独特。一体この塔は何だろう……と、商品名にもある「羽黒山」でググったら、すぐに五重塔がヒットした。なんでもこの塔、国宝らしい。

ちなみに羽黒山は、山形県鶴岡市にある、標高414メートルの山である。

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長野県産の登場確率は何%? 調べてみたら、なんと…!!【家そば放浪記】第196束:銀座NAGANOで買った おびなた『善光寺門前 信州そば』税込419円(1人前139円)

ついに200束まで目前になった第196束目は、長野が誇る蕎麦メーカー「おびなた」の『善光寺門前 信州そば』をチョイスしてみた。

信州そばといえば長野県、その逆もしかり……と、ここでクイズを出してみたい。

これまで196もの干し蕎麦を食べてきたが、製造所が長野県だった蕎麦はどのくらいあったでしょうか?

答えはなんと……

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かつてない衝撃! それは本当に “今までにない” 蕎麦だった…【家そば放浪記】第197束:西友で買った、山本食品『十割そば 芯せいろ』税込398円(1人前199円)

このところ、いろいろな地方のアンテナショップで購入した干し蕎麦ばかり食べており、ぜんぜんスーパーの乾麺コーナー巡りをしていなかった。

少し反省しつつ、ひさしぶりに私のホームスーパーである西友をチェックしてみると……見たことのない商品が売っている〜!

その名も『十割そば 芯せいろ』。パッケージを手に取り裏返してみると、なんと製造所は……

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【年越しそば】約200種類の干し蕎麦を食べた男が選ぶ「干しそばベスト9」〜家そば放浪記番外編〜

今現在、干し蕎麦を食べまくる連載「家そば放浪記」は第197回まで続いているが、まだ記事を書けていないだけで実はもう199まで食べ終えている。

ついに大台200目前。思い返せば様々な干し蕎麦があったな……というタイミングで、ちょうどよく「年越しそば」の季節がやってきた。

よって今回は、年越しそばに合いそうな干しそばベスト9を選出したいと思う。大晦日用干し蕎麦購入の参考にしていただければ幸いだ。

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