今や昆虫食も、めずらしくなくなった。私たちの生活にじんわりと溶け込もうとしている。とは言え、である。なんの加工もされていない、ありのままの昆虫を食す域に達するには、まだ少し時間がかかるのではないか。
しかし、いつまでもそんなことを言ってはいられない。ここはいっちょ『コオロギうどん』に、思う存分 “追いコオロギ” でもして己を鍛えてみせようぞ!
今や昆虫食も、めずらしくなくなった。私たちの生活にじんわりと溶け込もうとしている。とは言え、である。なんの加工もされていない、ありのままの昆虫を食す域に達するには、まだ少し時間がかかるのではないか。
しかし、いつまでもそんなことを言ってはいられない。ここはいっちょ『コオロギうどん』に、思う存分 “追いコオロギ” でもして己を鍛えてみせようぞ!
本日6月4日は虫の日! 近頃、バッタにカメムシなど、世界各地で虫の大量発生が話題だ。子供の頃、私(中澤)の田舎で壁のようなユスリカの大群が道路を埋め尽くしたことがあったが、虫は増えれば増えるほどホンマにキツくなる。できることなら一生虫の群れには会いたくない。
だが、見つけてしまった。コオロギ100匹が練り込まれた「コオロギうどん」を。100匹て。ゾクゾクする。こんな仕事をやってなければ手に取りたくもない一品だが、そこをいくのが私のジャーナリズム。というわけで食べてみることにした。