今から数年前のこと。東京オリンピックを控えた日本で「ハラール(ハラル)認証」や「ハラールフード」が話題となった。あれから早幾年。今では街中で「ハラール認証」の文字を目にすることも少なくない。
一方で「ハラール認証のメニューもありますよ」的な店が多く、ガチで「ハラール認証のメニューだけ!」というお店はさほど多くない気がする。そんな中、上野エリアでガチガチの『ハラールラーメン』を発見したので立ち寄ってみることにした。
今から数年前のこと。東京オリンピックを控えた日本で「ハラール(ハラル)認証」や「ハラールフード」が話題となった。あれから早幾年。今では街中で「ハラール認証」の文字を目にすることも少なくない。
一方で「ハラール認証のメニューもありますよ」的な店が多く、ガチで「ハラール認証のメニューだけ!」というお店はさほど多くない気がする。そんな中、上野エリアでガチガチの『ハラールラーメン』を発見したので立ち寄ってみることにした。
僕が日本に来たと同時に、僕のお父さんとお母さんは巡礼しにメッカへ行っていた。お父さんとお母さんはお祈りを済ませにアラビアへ、息子の僕は勉強しに日本へ。結構カオスではある。正直フライトまで少しカオスだった。
そんなお父さんとお母さんが持って帰ってきたお土産の中には、当たり前にイスラム教の聖なる水「ザムザムの水」がある。「ザムザムの水」って何か、今回は紹介とついでに飲み比べしてみることに。
みんな、イード・アル=アドハおめでとう!! そう、僕たちムスリムは6月28日「イード・アル=アドハ」という聖なる日を迎えたのだ。
えっ? イード・アル=アドハって何だって? それはね……
※本記事では後半に一部ショッキングな画像がありますのでご注意ください
皆さんは「ハラール」と「ハラーム」という言葉を耳にしたことがあるだろうか?
これらはイスラム教ではよく使う言葉で、我らムスリムの生活に深く関わるものだ。もちろん食事にもね。ということで、今回は「イスラム教の食事への規制」について触れてみたいと思う。
なんとなんと、今回もリクエストが来たよ! いやー嬉しいなー。それで内容は
「アザーンの内容を、教えて下さい。マイクで、何と言っているのでしょうか?」といった質問が4つほど。
なるほど、アザーンかぁ。ムスリムが大半を占める国に行くと、時々どこからかアラビア語が鳴り響いてそれを耳にすることだろう。非ムスリムにとっては少し不思議に聞こえるかもしれない。
というわけで、今回は「アザーン」について教えるよ!
代々木上原駅の改札を抜けてゆるやかな坂道をのぼっていくと日本最大級のモスク「東京ジャーミイ」が見えてくる。モスクとは「イスラム教の礼拝堂」のことだが、イスラム教徒じゃなくても見学は自由。イスラムの文化や芸術を知るために毎日多くの人が訪れている。
今回私が訪れたのは「イフタールの食事会」に参加するためだ。イフタールとは「断食明けの食事」のことで、ラマダン期間中(2023年3月23日〜4月20日)は一般の方でも予約をすれば体験可能。東アジアで最も美しいと言われているモスクとイフタールを堪能してきたぞ!
Marhaban ya Ramadhan(ラマダーン、ようこそ)!! 皆、ラマダーンおめでとう!!
そう、2023年3月23日に僕たちはラマダーンを迎えた。たぶん知っている方は多いと思うが、我々ムスリムはこのラマダーンの間は日の出から日没まで断食をするんだ。
今回は我々の断食がどんな感じか紹介していくよ〜
みんなは金曜日、どう過ごしているだろうか? 僕は迫りくる休日を今か今かと待ちわびながら過ごしている。
週の終わりを知らせる金曜日は、我々イスラム教徒にとって聖なる日だ。こんな特別な日に、イスラム教徒は特別な礼拝「合同礼拝」を行う。仕事など一旦忘れ、モスクに集まって礼拝をしていくんだ。
今回はそんな特別な合同礼拝を、モスク内の雰囲気とともに紹介したい。
イスラム教5柱のうちの1つ、「礼拝(サラート)」。全身を清め、決められた5つの時間帯に、全身を使って神様にお祈りを捧げる。
インドネシアの人口の大半を占めているイスラム教徒、僕もそのうちの1人だ。イスラム教に触れる機会があまり無い(であろう)日本の皆さんにも知ってもらいたく、今回はイスラム教徒がどのようにして礼拝しているのか紹介したい。
宗教は人々の心の拠り所となるものだが、時として、争いの原因になってしまうこともある。特に、イスラエルとパレスチナ間で繰り広げられる争いは長年にわたる。これはユダヤ教徒とイスラム教徒が反目していることが原因だ。
そんなユダヤ教徒とイスラム教徒のカップルが手に手を取って街を歩いたら、人々から一体どんな反応が返ってくるのだろう? 実験した動画「MUSLIM/JEWISH MARRIAGE EXPERIMENT」が、話題となっているので紹介したい。
宗教が違えば決まりごとは異なるものだが、世界の中でも厳格な部類に入るのがイスラム教だ。そして先日、イスラム教を国教とするサウジアラビアで驚きの光景が見られた。なんとサッカーの試合中に髪の毛の長さを指摘され、そのまま散髪された選手がいたというのだ。
世界を悩ませる問題は多々あれど、人種差別問題もその一つ。人種や宗教、出身地、職業、見た目など、ありとあらゆる点で差別は起こる。けれども、差別をするのが人間なら、差別を止めるのも人間だ。
今回も、地下鉄に乗っていたイスラム教徒の女性が、見知らぬ男に差別的な暴言を吐かれたのだとか。しかし周囲の乗客は、それを見過ごさずに女性をかばって反撃! なんと男を地下鉄から追い出してしまったというのだ!!
突然だがみなさんは、敵にキスをして戦意を喪失させる「戦メリ戦法」をご存知だろうか? 大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』に登場するワンシーンを、マンガ『海街 diary』や『Banana Fish』で知られる吉田秋生先生が “戦法” として紹介したものだ。
そして今回、あるイスラム教徒の女性がこの「戦メリ戦法」を実際にやったと話題となっている。なんと彼女は、反イスラムを主張する人間に突然ハグを与えたというではないか! さて相手はどんな反応を返したのだろう?
ツイッターに投稿された1枚の写真が、イギリスのサッカーファン、とりわけプレミアリーグの名門チーム「ニューカッスル・ユナイテッドFC」のサポーターの間で大きな論争を巻き起こしている。写真には、1人の黒人男性がカジノでギャンブルに興じる様子が写っているのだが……。
実はこの男性はニューカッスル・ユナイテッドFC に所属するセネガル人フォワード「パピス・シセ」選手。今時、サッカー選手がカジノでギャンブルするくらい何でもないことのように思えるが、今回は思わぬ反響を巻き起こすことになってしまった。
国民の9割以上がイスラム教徒の国イラン。旅行者には大変やさしく、バックパッカーの間ではすごし易い国として知られています。旅行者だけでなく、貧しい人への「施し」も、イスラムでは義務化されており、街のいたるところに募金箱が設置されています。その数は多いところで、100メートルの間に10個! 油断していると、パーキングメーターと間違えてしまいそうになります。
ヒンズー教や仏教、ユダヤ教などには断食の教えは存在するものの、宗教により断食の期間も条件もさまざまだ。例えばイスラム教の断食「ラマダーン」期間中の約1カ月間は、日中の飲食は許されない(ただし、小さな子どもや生理中の女性、妊婦、病人など一部の人々に対しては例外が認められている)。我々からすれば過酷に思えるが、イスラム教徒の友人はみな口を揃えて「慣れてしまえばたいしたことはない」と言う。本当にそうかぁ……? イスラム教国マレーシアで断食を体験してみることにした。