「家そば放浪記」の記事まとめ (6ページ目)

それは本当の “魔球” だった…【家そば放浪記】第120束:三平ストアで買った、はたけなか製麺『ぜいたく手おろし長芋そば』税込311円(1人前104円)

エンターテイナーなんじゃないか。はたけなか製麺って。

尽きない。次から次へと出てくる。まだ見ぬ変化球(魔球)が、どんどん出てくる。

ということで今回も、家そば放浪記ファンにはおなじみ、干し蕎麦界の歌舞伎者(かぶきもの)「はたけなか製麺」による渾身の演舞を堪能していきたいと思う。

今回の作品は『ぜいたく手おろし長芋そば』。まず堪能していただきたいのは……

続きを全部読む

あまりにも異端児すぎる! おい、お前、●●だろ!!【家そば放浪記】第119束:三平ストアで買った、はたけなか製麺『あかもくそば』税込354円(1人前177円)

宇宙なんじゃないか。干し蕎麦って。

尽きない。次から次へと出てくる。見つかる。まだ見ぬホシ(蕎麦)が、どんどん出てくる。

なんなんだ、『あかもくそば』って。しかもあの全力フルスイング蕎麦メーカー「はたけなか製麺」の作品じゃないか。そんなのもう試すしかないよ。だって、あの「はたけなか製麺」なんだもの。

続きを全部読む

最強コスパの中に感じた35年前のノスタルジー【家そば放浪記】第118束:三平ストアで買った、讃岐物産『金毘羅そば』税込408円(1人前59円)

デカい蕎麦が売っていた。それはそれは見るからに “コスパ重視です!” といった佇まいで、価格は630gで税込408円! 90gで1人前としているので、408円の1パックで7人前もとれてしまうコスパ最強の蕎麦である。

ちなみに製造者の株式会社讃岐物産は、当連載初登場。香川県観音寺市にある会社であり、うどんを中心に、そうめん、ひやむぎ、蕎麦を販売しているのだという。そりゃまあ、うどん中心になるよなぁ。香川だし……。

続きを全部読む

正直者の全力フルスイング1割そば!【家そば放浪記】第117束:三平ストアで買った、はたけなか製麺『はたけなか きそば』税込138円(1人前46円)

新宿に『三平ストア』というスーパーマーケットがある。第4の100円ショップこと『Watts(ワッツ)』と同じビル(敷地?)にあって、ワッツと同じく、なんだか独特すぎる雰囲気が特徴的。“カオス” というか……。

そういえば、そんな三平ストアの干し蕎麦コーナーをチェックできていなかったな……と見に行くと、あるわあるわ、見たことない蕎麦のオンパレード!! 狂喜乱舞した私は、初見の蕎麦を手当たり次第カゴに入れた。

続きを全部読む

美味すぎて箸止まらず【家そば放浪記】第116束:カスミ フードスクエアで買った、おびなた『eatime そば粉八割、香り引き立つ 戸隠そば』税込429円(1人前215円)

私が当連載【家そば放浪記】のための蕎麦を実食する時は、ぜんぶ食べない。だいたい多くて半分くらいまで食べてから、その時に感じた印象を忘れないように即ジャッジ(即メモ)をするようにしている。

そして残り半分は、事前に用意した「大根おろし(&かつおぶし&ゆず)」などと共に「おろしそば」にして食べるのが常であり、一仕事終えたあとの楽しみでもある。

しかし、時に例外もある。半分残すどころか、“美味すぎて止まらなくなり全部食べちゃった” というパターンだ。今回の蕎麦が、それにあたる。

続きを全部読む

気持ち良いほどの “食感系”!【家そば放浪記】第115束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、信州戸隠そば株式会社『信州戸隠そば』税込454円(1人前152円)

これはもう完全に「ジャケ買い」ならぬ「パケ買い」である。緑に白に赤。なんとなくハンガリーかイランの国旗を連想してしまったが、商品名は極めてシンプルに『信州戸隠そば』だ。

表パッケージには「そば本来の風味を大切にした ふる里の味」と書いてあり、お店のポップは「香り高くシャッキリとした食感で、歯切れがよく上品な白めのおそばです」と援護射撃。気になるので買ってみた!

続きを全部読む

評論家、怒りの説教【家そば放浪記】第114束:ダイソーで買った、葵フーズ(千曲農産加工株式会社)『信州さらしな 山芋入り 信州そば』税込108円(1人前36円)

けっこうこれまでダイソーをはじめとする100円ショップの蕎麦を食べてきたつもりであるが、どれもこれも美味くはなかった。なにせ、独自の干し蕎麦ランキングにおいて「苔(こけ)」の評価がされている2品は、どちらも100円ショップでの購入品。かなり危険なのだ、100均蕎麦は。

しかしながら、見慣れないパッケージがあれば試さざるを得ない。何せ私は自称「干し蕎麦評論家」であると同時に、「100均評論家」でもあるのだから。迷わず行けよ、行けばわかるさ。いくぞーーーーッ!!

続きを全部読む

良コスパなので使い分け推奨【家そば放浪記】第113束:西友で買った、髙尾製粉製麺『兵庫県推奨優良特産品 髙尾製粉製麺 謹製 播州そば』税込278円(1人前56円)

我がホームのスーパーであるSEIYU(西友)に、見慣れない干し蕎麦が並んでいた。製作所は「髙尾製粉製麺」。かつてカルディで売っていた蕎麦や、大阪の「スーパー玉出」で売っていた蕎麦を作っていたところだな。

そして商品名は『兵庫県推奨優良特産品 髙尾製粉製麺 謹製 播州そば』(←ほとんど中国語)。ムムムムム、これはアレだな、かつて同じような商品名の蕎麦があったな。……あれはたしか……『兵庫県推奨優良特産品 出石そば』だ。

続きを全部読む

ゆで時間「2分」の衝撃!【家そば放浪記】第112束:カスミ フードスクエアで買った、藤原製麺『早ゆでそば 細麺』税込235円(1人前79円)

だいたい干し蕎麦のゆで時間は「4〜6分」といったところ。一番多いのは「5分」といった印象だ。ところが今回紹介する干し蕎麦のゆで時間は、おどろくなかれ、なんとたったの「2分」である!

ということで今回ご紹介したいのは、藤原製麺の『早ゆでそば 細麺』。その名の通り「細麺」なので、ゆで時間も短く済むのであろう。はたして、どれほどの細麺なのか? まずはパッケージから見ていこう。

続きを全部読む

新潟の方言も学べる蕎麦!【家そば放浪記】第111束:カスミ フードスクエアで買った、松代そば善屋『ひゃんでそば』税込127円(1人前43円)

なんと偶然! 前回は久世福商店で買った松代そば善屋『善屋 へぎそば』であったが、今回もまた「松代そば善屋」の干し蕎麦だったのである。

購入したのは、毎度お馴染みカスミ フードスクエア。商品名『ひゃんでそば』が面白いのでチョイスしたのだが、家に帰ってメーカーを調べたら同じだったってワケ。こんなこともあるんだなぁ〜。

続きを全部読む

本当に「最高アンド最高」なのか?【家そば放浪記】第110束:久世福商店で買った、松代そば善屋『善屋 へぎそば』税込356円(1人前178円)

ありがたいことに、今の日本には「な〜んかウマイものが売っているお店」がたくさんある。カルディをはじめ、ディーンアンドデルーカ、アコメヤ……などなど。その中のひとつに久世福商店も入っているであろう。

これまで完全に久世福商店はノーマークだったが、「もしかして、干し蕎麦も売ってる?」と思いながら入店してみると……あった、あった、ありました! 数種類の干し蕎麦が売られている! いっちょ買ってみっかァ!!

続きを全部読む

過去に食べたことある蕎麦なのか…?【家そば放浪記】第109束:カスミ フードスクエアで買った、本田商店『MiiL KASUMI 十割そば』税込537円(1人前268円)

彗星の如く登場した、現在ランキング1位である『手緒里 紫峰そば』を購入したのは、「カスミ フードスクエア」なる茨城県発のスーパーだった。あっちを見てもこっちを見ても、珍しいお蕎麦ばかりで私は大大大大大興奮。

今回ご紹介する本田商店『MiiL KASUMI 十割そば』もまた初対面だったのでサクッと購入。商品名に「KASUMI」と入っているので「カスミ フードスクエア」とのコラボ商品であろうか? これは期待は高まるぞ。ところが……!

続きを全部読む

イタリアでも売られている高コスパ蕎麦の実力は…【家そば放浪記】第108束:業務スーパーで買った、マルツネ『播州そば』税込408円(1人前41円)

リクエストボックスに、「業スー(業務スーパー)のお蕎麦をレビューしてください」的なお便りが届いていた。さっそく最寄りの業スーに行ってみると、あったあった、ありました。ドカンと1kgで税込408円なり!

買い物はこれだけだったので、「袋はいりません」して、むきだしのまま持ち帰った。そんな光景をSNSにアップしたところ、イタリア在住の読者様より「それ、イタリアでも売ってるお蕎麦です!」との有益情報が!!

続きを全部読む

衝撃的インパクトと美味さを誇る唯一無二の蕎麦【家そば放浪記】第107束:カスミ フードスクエアで買った、ヤマダイ『手緒里 紫峰そば』税込170円(1人前57円)

錦糸町に行った時のこと。「オリナス錦糸町」という名のショッピングモール内に『カスミ フードスクエア』なるスーパーがあった。初めて行くスーパーには、未体験の蕎麦が置いてあることが多い。どれどれ(ワクワク)……こ、これは──ッ!!!?

その干し蕎麦、ヤマダイの『ゆうきつむぎの郷 手緒里 紫峰そば(ており しほうそば)』は、見た瞬間に「食べたい!」と強く思わせる形状をしていた。だって、パッケージからも丸見えだが、蕎麦が、蕎麦が……

続きを全部読む

「信州そば」と「戸隠そば」の違い【家そば放浪記】第106束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、油屋清右衛門(山岸産業)『信州そば』税込399円(1人前133円)

よく蕎麦の商品名や会社には「信州戸隠」という文言が使われることが多いのだが、「信州そば」と「戸隠そば」の違いとは何なのだろうか?

その疑問にズバリ答えてくれているページが、あの『おびなた』のページにまとめられていたので是非ともチェックしてほしいのだが、要するに……

信州そばとは「そばと言えば信州(長野県)というイメージが強いほど、信州そばは有名です」であり、戸隠そばは「そばの名産地が多い信州で、古くから神事の宴席などの時にも振舞われていた戸隠そば」とのことである。

続きを全部読む

細麺なのに太麺なみの無骨感!【家そば放浪記】第105束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、油屋清右衛門(山岸産業)『戸隠そば』税込442円(1人前148円)

もう105回も連載を重ねてきているが、商品名に「戸隠」という文言が入っている商品は、今回ご紹介する『戸隠そば』(←モロだな)を含め、全部で10商品。およそ10回に1回は「戸隠そば」なのである。

それに対し、商品名に「信州」という文言が入っている商品は次回にお伝えする予定の『信州そば』(←これまたモロだな)を含めて25商品。およそ4回に一度は「信州そば」なのであるが……

先述の通り、同じメーカーかつ、同じようなデザインの『戸隠そば』と『信州そば』が並んでいたので両方ゲット。まずは戸隠からジャッジしてみたい。

続きを全部読む

どちらかと言えば温そばで食したい太麺【家そば放浪記】第104束:ピーコックストアで買った、沢製麺『太切り 信州そば』税込235円(1人前79円)

とにかく荒々しい蕎麦が好きだ。乱切りだったり、乱れ作りだったり、そして蕎麦がメチャ太(ふと)だったり。今回ご紹介する沢製麺の『太切り 信州そば』も、太切りという点に惹かれ、昨年の8月ごろに購入した。

賞味期限は今年2023年の6月であるもよう。だいたい干し蕎麦の賞味期限は10ヶ月くらいなのかしら? ともあれ、期限内に食べられてよかった。

続きを全部読む

減塩意識の高い人ならコレ【家そば放浪記】第103束:ピーコックストアで買った、はくばく(霧しな)『美味しい!! 塩分ゼロそば』税込170円(1人前85円)

ついついやってしまいがちなのが「塩分の摂りすぎ」である。塩分過多になると高血圧になったり、むくんだり……とにかく健康的には良くないイメージ。できるかぎり “減塩” な食生活を心がけたいものである。

はくばく(製造・霧しな)の『美味しい!! 塩分ゼロそば』は、そんな減塩意識の高い人にはうってつけの干し蕎麦になっている。なにせ、その名の通り「塩分ゼロ」なのだから……。はたして、お味はどんな感じ?

続きを全部読む

ついに1人前の最安値を更新! さらに驚きの連続!!【家そば放浪記】第102束:ダイソーで買った、和敬物産『更科そば』税込108円(1人前22円)

怖いもの見たさ、というものがある。“奇跡の逆転” を期待する自分もいる。

我が家には「干し蕎麦ストック箱」があり、過去に買った数々の干し蕎麦が眠っているのだが、その中に今回の『更科そば』があった。

どこで買ったのだろう? と裏面を見てみると(必ず自分でメモっておくことにしている)、「タイソ」と謎の文言が殴り書かれていた──。

続きを全部読む

独特すぎる食感は一食の価値あり!?【家そば放浪記】第101束:ドン・キホーテで買った、茂野製麺『情熱価格 やまいも入りそば』税込214円(1人前43円)

さあ、今回もドン・キホーテだ。まず注目すべきはそのサイズ。税込214円で400g(5食分)も入っているのは実にオトク。計算すると1人前43円になるが、これはかなり安い部類に入る。さすがはドンキだ。

もうひとつ注目したいのは、「乾麺一筋60年以上 国内のみならず海外でも愛されるメーカーとの共同開発」という点。そのメーカーこそが千葉県の茂野製麺なのであるが、当連載では『味川柳 ざるそば』に続き2回目の登場。前回は “おいしい家” との評価であったが、今回は──?

続きを全部読む

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  11. 11
  12. 12