ホテルなどで見かける「物干しワイヤー」を激安通販サイト・Temuで見つけた。洗濯物を干す時だけワイヤーを伸ばすことができ、使わない時はスッキリ収納できる便利グッズである。価格は1511円で評価は4.6。

もちろんホテルに限らずどこでも使えるだろう。使わない時に収納できるなら物干し竿より見栄えが良いのではなかろうか。レビューによると「部屋がスッキリした」「最高ですわ」「便利」とのこと。

これは試してみる価値があるかも……ってことで、1セット買ってみた。果たして使えるのだろうか。

・物干しワイヤー

あとから調べたところ、似たような商品はAmazon(約1500円〜5000円)や楽天市場(約1500円〜9000円)でも売っていた。

なんなら同じ商品(たぶん)も約3000円で売っていたので、Temuに対して抵抗がなければ、あえてTemuを選ぶのもアリ。Amazonや楽天で買っても海を越えてやってくるはずだから。

Temuが安い理由は「価格競争を促す入札制度(低価格を提供したお店が、その商品を販売する権利を獲得できる)」があるため。限界ギリギリまで安くしたのがTemuの特徴だ。



・使ってみた

では、実際に使ってみる。箱の中には、プラスチック製のボックス・プレート・ネジ・接着剤が入っていた。よく分からないと思うので、さっそく取り付けたい。

まずはボックスを固定するためのプレートを壁に設置する。壁がタイルや大理石なら接着剤、木製などの場合はネジを使って固定するようだ。難しい作業はとくにない。


プレートに……


本体(ボックス)をはめ込む。



片方のツマミを引くとワイヤーが出てくる仕組み。



よし、いい感じだ。



逆サイドも同じ要領でプレートを取り付けたら完成。5分もかからなかった。




・ワイヤーが長い

ちなみにワイヤーはMAX4.2メートル。部屋のサイズに合わせられるから使い勝手は良い。


商品ページ曰く「40キロまでOK」とのことだが、それは少し言い過ぎなような……ちなみにAmazonや楽天には「20キロまで」と書いてあった。


・ワイヤーを固定


ワイヤーをロックしても……結構たわむ。たくさん干したら洗濯物が真ん中に集まってきそうだ。その場合は、洗濯バサミ等で固定して干す必要があるだろう。



試しに色々干してみたところ……ダウンのポケットには財布や鍵類が入っていて重いのだが、意外と安定感がある。悪くない。

今のシーズンだったらスキーやスノボのウェアを干せるだろう。邪魔にならないから室内干し用に1セットあっても良いかも。Temuの中ではアタリ商品だと思う。というわけで、現場からは以上です。


参考リンク:Temu「パンチフリー引き込み式衣類干し、ホテル壁掛け衣類乾燥衣類干し」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.