ピーナッツ! 2021年1月に始まった当連載「週刊デアゴスヌーピー」も、今週でついに第129号に到達した。次号、いよいよシリーズ完結である。泣いても笑っても残り2冊……! これが本当のラストランだァァァァアアアア!!

おそらく次号は仕上げの作業がメインになるだろうから、実質的な組み立ては今号が最後になると思われる。とうとうここまで来たか……。今にも涙腺が崩壊しそうだが、気合いを入れ直してボックスを完成に導きたい。それではデアゴスタート!

・第129号の中身

……と、気合い十分で始めてみたはいいものの、ぶっちゃけ「ビーンズバッグチェア」のボックスは前号でほとんど完成している。他に何を作る必要があるのだろうか? まず出てきたのは犬小屋の奥壁・右上。まあ想定の範囲内だ。


次にスイッチ付きコード2本、シール2枚、ネジ。ふむふむ。


ワイヤーと植木鉢。ん……?


こ、この流れは……まさか……


ぎゃああああああああああああ!!!!!


ハ、ハ、ハ、葉ァァァァアアアア!!!!

・最後のシ者

マジかよ、このタイミングでまさかの葉シート投入とは……。これは「最後に死んでいけ」というデアゴ側からのラストメッセージなのだろうか? ムゴい……! ムゴすぎまっせ……!! タダでは終わらせてくれないあたり、さすがデアゴスティーニ軍曹である。



・作業スタート

葉シートの登場によって一気に酔いがさめてしまったが、まずは地道に犬小屋の作業から終わらせていきたい。前号で組み立てた奥壁・左上を用意したら、コードを仕切り板と屋根板の間に収めながら組み合わせていき……


突起や穴を柱などにかみ合わせながら固定。前号で保管しておいたネジを正面側から締める。


今号入っていた奥壁・右上の2カ所の穴にスイッチ付きコードをそれぞれ通し、スイッチ部を差し込んで固定した後、コードのコネクター近くにシールを貼ったら終了だ。


さあ、それでは最後のボックス作業に突入していくぞ。まずワイヤー全体に木工用ボンドをつけて、紙がはがれないように固める。


真ん中をグニャッと折り曲げたら……


さらに両端をこんな感じに……


ねじり曲げまくって……


植木鉢の穴に差し込んで、接着剤で固定する。この曲げ方で正解なのかどうかは分からないが、まあいいだろう。


続いて葉シートの継ぎ目をカッターで切り離し……


切……り……離……し……


はあ……はあ……。


大きな方の葉は、左右の中央をピンセットで挟んで折り目をつけ……


小さい方の葉は、竹串などの先端に押しつけ、少し丸みをつける。


以上、淡々と書いたが、鼻息で吹き飛ぶレベルのミクロサイズだ。当然、尋常ではないストレス……なのだが、むしろ本番はここからである。用意した大小の葉をワイヤーに、10枚ずつを目安にボンドでバランスよく貼っていく……

なんという細かさ……! なんという難しさ……!! 一人黙々と貼り付けながら、私はデアゴスティーニの鬼畜ぶりを再確認していた。が、それと同時に、こんな繊細な作業を割としっかりこなしている自分自身に自分で驚いてもいた。

連載スタート当時は接着剤を使うってだけで軽く引いていたのに……この2年半で私も成長したものだ。

・次号でラスト

最後にテレビの上に植木鉢を飾ったら、「ビーンバッグチェア」のボックス作業はすべて終了。即ち、これでデアゴスヌーピーの全ボックスの組み立てが完了したことになる。

さあ、残るはあと第130号のみ。ついに次号で「週刊デアゴスヌーピー」完結である。ぜひ! 何卒!! 最後までお付き合いいただきたい。それではまた次号お会いしましょう。ピーナッツ!

参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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