素直に嬉しい──。というのも最近、人からこのように言われることが多いのである。「シュッとした」「痩せたね」と。1年前の体重は過去最高の73キロ。本来のベスト体重が60キロ台前半と考えると、メーターが振り切るほどデブっていたのに現在なんと……68キロ!!

つまりはMAXデブ地点から5キロ減ったのだが、気になることが1つ……特別なことはまったくやっていないのだ。なぜ欲まみれな私の体重は減ったのか。嬉しいが爆発している一方、体に何かあったのではと不安にもなる。

・いつの間にかデブってた

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みんなでアキバ

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デブった理由はおそらく食生活。そして痩せた理由も「食」だろう。個人的な話で恐縮だが、2018年4月から東京で仕事をするようになると欲まみれの生活がスタート。食べたいものを掃除機のように食べ、飲みたいものを浴びるように飲む。当時、65キロくらいだった体重は右肩上がりで増えていった。

ただ、私もバカではないし自称「デブではない」という変なプライドもある。何しろ、デブと呼ばせない一心で7年前くらいからジム通いを続けているのだ。キツくなったらすぐに運動をやめる “中途半端に意識高い系” ながら、かろうじて大台の70キロに乗らなかったのもジムがあったから……と自分を信じ込ませてきた。……だがしかし!

2019年3月……東京に出て約1年後、久しぶりに乗った体重計の針は無情にも73キロを指しており、正真正銘のデブがそこにいた。錯乱して体重計がぶっ壊れているのかと疑ったが、何度測り直しても73キロ。思い返すと顔はパンパン。お腹も出ている始末で、俗に言う「中年太り」を体現してしまっていた。

・糖質制限

現実を突きつけられてからというもの、私は欲深さを抑えて食生活をほんの少しだけ見直した。自分に甘くしつつも絞るところは絞る……例えば吉野家の「ライザップ牛サラダ」がそう。これは糖質制限メニューの中でも美味しかったため、狂ったように食べたものだ(今は飽きたけど)。

その後あっさり2キロ減るも、70キロから71キロをウロチョロする生活は半年近く続いた。もしかしたらもしかして……もう60キロ台には戻れない……? でも、頑張って痩せるのもシンドイしなぁ……気がついたらどこかで70キロ切っていないかなぁ……。

そんな希望を抱いていたが、今年の正月明けに最大の変化が訪れた。年末年始、欲まみれに飲み食いした上にジムは休み……どうせ太っただろうなと体重計に乗ったところ……なんと……

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正月太り待ったなし…

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まさかの69キロと落ちていたのだ。そして驚きはまだ続く。これまたなんと現在の体重は勢いそのまま68キロにまで落ちているからマンモス嬉P。特別変わったことはしていない……というか、むしろ糖質制限は完全にやめたのに不思議なものだ。

・何ダイエット?

一体、何がどうなって私の体重は落ちているのか。思い当たることといえば……

完全食とも言われる餃子を食べまくっていることくらいだ。昨年10月から週5ペースで食べてきたし、それくらいしか考えられない。

もしそうだとしたら栄養バランスもいいから一石二鳥。餃子の積み重ねがダイエットになっている……というのは都合よすぎだろうか。ちなみに白ご飯は極力食べないようにしているが、そんなの毎回できるワケないから我慢はしていない。

・大盛りをやめた

あと考えられるのは、ご飯の大盛りをやめたことか。これまでどの店へ行っても大盛りばかり頼んでいたが、思いとどまることが増えたのは確か。……といいつつ、欲に負けて大盛りを頼むこともあるから小さな積み重ねが影響しているのかもしれない。

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年イチ着るかどうかのスーツ

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今でも普通にお酒も飲むし、何が起きたのか自分でも分からない。たかが5キロ、されど5キロ。何はともあれ、痩せてベスト体重に戻りつつあるのは嬉しいことだ。あくまで欲に逆らわず、ベスト体重に戻れる日を気楽に待ちたい。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼この写真が一番「痩せた」と言われた(^ ^)