北海道はでっかいどーーーーーー! 何でもデカイ北海道は、どうやらレトルトカレーの肉までデカイらしい。レトルトパウチを開けた瞬間、カレーの海にダイブするステーキ肉の塊。ドボラッシャァァァアアア!! うおおおおお! これマジでレトルトカレーかよ!! レトルトステーキじゃなくて!?
・JA十勝清水町が販売
そんなカレーの存在を知ったのは1通の問い合わせである。メール問い合わせフォームに私(中澤)宛てにタレコミがあったのだ。「このカレーの肉の大きさ、レトルトカレーでも多分最大級です」と。
現在、レトルトカレーにハマっている私。肉がデカイと聞いては黙ってはいられない。そこで、ただちに注文してみた。そのカレーこそ、北海道のJA十勝清水町ネットショップで売られているレトルトカレー『北海道肉ソン大統領の肉デカビーフカリー(税込2000円)』である。
・でっかいどう
ブツは1週間ほどで届いた。が、しかし、梱包のダンボールを開けた私は、さっそく北海道の洗礼を受けることになる。さすが北海道……
レトルトカレーの箱もでっかいどーーーーー!
試しにS&Bのレトルトカレーと並べてみたら1.5倍くらい大きかった。これ、ひょっとして米も在中? 駅弁っぽい感じなのか?
正直駅弁だったとしてもなんらおかしくないサイズなのだが、フタを開けたところ、目に飛び込んできたのは米でもカレーでもなかった。私が見たのは真っ白いパンフレット。そのパンフレットの表紙には次のような文字が太く大きく書かれていた。「十勝のお肉がそんなに小粒でどうするよ。」と!
めっちゃ煽ってくるやん。
さすが10回勝つと書いて十勝である。パンフレットによると、このカレーには、『十勝若牛』という十勝清水町の農家だけで限定生産されているホルスタイン種の赤身牛肉が使われているのだとか。150グラムのステーキ肉が丸ごと1枚使用されているという。
・あふれ出す肉
そして、箱の奥からレトルトパウチが登場。こちらもかなり大きいと思ったら製品重量が300グラムもあるじゃないか。S&Bのレトルトカレーの内容量が180グラムくらいなことを考えるとかなり大盛り仕様である。さっそく、湯煎して皿にカレーを注いでみたところ……ドボラッシャァァァアアア!!
うおおおおおおお! ステーキ肉が嵐のように転がり出てきやがる!! いや、むしろデカすぎて転がってねェェェエエエ! ぎゅうぎゅうとあふれ出てくる!! 牛だけに!!!!
──あまりの興奮についつい意味不明なことを口走ってしまったが、気持ちだけ受け取っていただけると幸いだ。
・自分をショートケーキだと思っている肉
さておき、改めてスプーンで肉をすくってみると、スプーンの幅なんて余裕で突き抜け長さと重さでしなるステーキ肉。スプーンに太鼓橋がかかったようになっている。
ひと口では無理そうなので、スプーンで切ってみたところ…
ふわっ♪
何の抵抗もなく、ほどけるように切れる。おいおい自分が何者か分かっているか? その切れ方はもはや肉ではない。ショートケーキのそれだ。
・ジューシーな甘み
そんな肉を食べてみると、期待通りの柔らかさが口に広がる。ホロホロと溶けるように肉が消え、ジューシーな甘さを口の中にまき散らした。その肉の旨みがカレーと混じり合ったコク深い辛さは舌に染み入るようである。ウメェェェエエエ!
2000円とお安くない値段のこのレトルトカレー。だが、肉の大きさ、味ともに十分2000円の価値はあると思った。贅沢なひと時を味わうために自分用に購入するのも良いし、贈り物でもらったらきっとちょっと嬉しい。
なお、タレコミをしてきてくれたイングヴェイマルムステイーんファンさんによると、この商品は北海道のお土産屋さんでもまだほとんど売ってないもののようだ。
確かに、Amazonで検索してもヒットしなかったため、購入経路は限られているようだが、気になる人はJA十勝清水町ネットショップで購入してみてくれ。タレコミありがとうございました!
参照元:JA十勝清水町ネットショップ
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.