絵が上手くなりたいなぁ……そう思ってイラスト教室に通い始めたのは2018年11月のこと。これまで約3カ月が経ったが、休まずに毎週通い続けている。顔の描き方にはじまり、最近だと「透視法」や「消失点」など人生で初めて聞くテクニックも学んだ。

何だか自分でも上手くなっているように感じるし、周りからも褒められるようになった──のは気のせいかもしれないが、お金を払っているのだから上達していないはずがないだろう。ただ、順調に来ているように見えて、まさかの結果になってしまった。

・上達を実感

まずイラスト教室に通い始めて劇的に改善したのが「顔のバランス」だ。骨格やパーツの位置、これらは基本中の基本ではあるが、素人なので大きな一歩で目からウロコの連続だった。そして約2カ月学んだ頃には、随分と良くなったように思う。例えば『モンスターハウス』で人気爆発したクロちゃんを描くと……

裏の顔が見え隠れするようなクロちゃんを描くことができた。また、年明けにはZOZOの前澤社長が100万円お年玉企画で話題になったので描いたら、自分でもなかなか手応えがあった。

時には、走っている後ろ姿を描いたらバランス崩壊して『進撃の巨人』みたいになってしまったりと迷路もあったが、周りからの評判はうなぎのぼり。正直、いい気になっていた。


しかし……だがしかし……!


・いきなり描けなくなった

今回、上手くなった成果を記事で報告するため、元サッカー日本代表の本田圭佑選手を描いたところ……あ、あ、あれっ? 上手く……描けない!

なんかアニメみたいな感じになったし、本音を言えば意図したイラストと全然違う……。こんなハズじゃ……ということで、仕切り直しで物に頼る小細工ができる「ミンティア本田」を描いたら……


なんかタモさんみたいになった(つд⊂)エーン


それから数枚描くも、どうしても上手くならず。絵心のない素人が言うのも何だが、これはスランプというやつだろうか……。


これまで描いたイラストと比べても、以前描いた方がどう見ても上手い。どうしたらいいのか分からないし、もしかしたら長いトンネルに入ってしまったのかもしれない。



なんなのぉー(;ω;)


・漫画家は即見抜いた

そこでワラをもつかむ思いで、編集長であり漫画家「マミヤ狂四郎」の顔を持つGO羽鳥に相談したところ、次のようなアドバイスをもらった。「上手く描こうとすると、逆に似なくなるのは珍しくない。自分らしさを忘れずに自由に描くといい」。ハッ……!

確かに……確かに上手くなっていることを証明したい気持ちが先行しすぎて、心と体が一致していなかったような……。いつしか初心を忘れてしまっていたようだ。イラスト教室に3カ月経った今、なんだか絵以外で学ぶことも多いような気がする。次回こそは、心技体の揃ったイラストを描けるようになっていたい。

イラスト・執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼習い始めた頃に描いた丸選手(当時はFA宣言中)

▼サッカー日本代表の森保一監督

▼堂安選手

▼松木安太郎さんはあまり上手く描けなかった

▼なんなのぉー(;ω;)