子供の頃に「食べ物で遊んではいけません!」と、親に注意されたことある人は少なくないと思う。それは大人になっても変わらないことだが、世の中には食べ物で素晴らしいアートを作り上げてしまう人もいるようだ。

米ニュースサイト『boredpanda』によると、食べ物でアートを生み出してしまうのは、オランダのロッテルダムに住むステファン・ブルスケさん。バナナを使う彼は、皮の動きや実を上手く利用し、奇想天外なアイデアから超ユニークな作品を生み出すからスゴい。

・バナナを使ったアートが超ユニーク!

バナナアートを始めたきっかけは、ふとしたことからだった。なんでも彼は、2年ほど前に Instagram を使い始めた時に何かアップしたいと思い、たまたま手元にバナナがあったので皮にニコニコ顔を描いて投稿したのだとか。

すると意外に好評だったため、再びバナナにイラストを描いてアップ。いろんなことを試行錯誤しているうちに、皮をカットしたり切り込みを入れたり、イラストも組み合わせて複雑な作品を作るようになったのだそうだ。

・実と皮を上手に利用したアートが斬新!

彼の作品はとにかく斬新。例えばバナナの皮を半分ほどむき、本体を像の顔、むいた皮を鼻に見立ててペンで絵を描き、そのまま実の部分を象牙にしてしまった作品など秀逸である。また、バナナが4本つながった房(ふさ)に聖書の物語をイラストで表現し、背景をくり抜いて遠近感を出した作品も超凝っている。

・ユーモアあふれる作品が特徴

そして、なんといっても筆者のお気に入りは、あのマリリン・モンローの超有名なポーズを再現した作品だ。むいたバナナの皮を風でめくれたスカートに例え、本体に上半身を描いたアイデアが超ユニークである。

その他にもステファンさんのアートには、バナナにしがみついて落っこちそうになっているニャンコなどユーモアを感じさせる作品が多く、彼自身も楽しみながら作っていることが伝わって来る仕上がりになっている。ただ、バナナは日持ちしない。冷蔵庫に入れていても干からびるため、せっかく制作しても手元に残せないのが残念である。

参照元:Instagram @isteefboredpanda(英語)
執筆:Nekolas

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