これから暑くなると、自動販売機のお世話になる機会が増えると思う。手軽に水分補給をできることが、自販機の最大のメリットだ。欲しい時に欲しいものを買えるのが魅力のはずなのに、欲しいものが何なのかよくわからない自販機が、大阪心斎橋のアメリカ村に存在した!

その自販機を見ると……。ステッカーが貼られまくっていて、取り扱い商品が見えないじゃないかーーッ!! これで水を買うことができるのか?

・商品名を識別できない……

私(佐藤)は普段から自販機をよく利用する。出かける機会が多いうえに、すぐに喉が渇く体質なので、いつでもどこでも乾きを潤すことができる自販機に随分助けられている。大阪を取材中のこの日は、大変気温が高く、半袖で歩いていても汗ばむほどの陽気だった。

水を1本買っておくか。そう思い、もっとも近くにあった自販機がコレだった……。


落書きとステッカーで何を売っているのかよくわからない。何となく商品を識別できるが、商品名までは確認できないレベルだ。


幸いなのは、ボタンのところまでステッカーが貼られていないことだ。ボタンを押すことは可能。すでにホットの商品の取り扱いも終わっているので、間違ってホットコーヒーを買う心配もない。


・買ってみる

無事に水を買うことができるだろうか。メロンソーダみたいな甘い飲み物は避けたいところだ。100円玉を投入して……。


これとおぼしきところのボタンを押すと……。ガコン! という音と共に商品が落ちてきた。ナニが出て来た?



やったぜ水! 当たった!!


いや待てよ、普通に商品を買っただけで、いわゆる「アタリ」ではない。当たり前に自販機で水を買うだけで、こんなに緊張することになるとは思わなかったぞ。


・落書きは犯罪

言うまでもないことだが、落書きは犯罪行為であり、法律で罰せられる。この自販機も、おそらく清掃作業を行うのに結構な費用がかかることになるだろう。たとえ、このような汚された自販機を見ても、ステッカーを貼ったり落書きを追加するようなマネは絶対にやめよう。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24