そこそこ寒いなあ、などと思いながら歩いていたところ自動販売機にて『ただのお湯』を発見した。何を言っているのかと思うかもしれないが、そのままの意味で「ただのお湯です」と注意書きがついたペットボトル『天然水 ホット』が売られていたのだ。

まあ水も売られているくらいだ。お湯があっても不思議ではない……のかもしれないが、え? マジでただのお湯なの?? 気になり過ぎたので、とりあえず買ってみたのだが、やはりただのお湯。しかしそのお湯により、新たな可能性に気付いたので、ちょっと聞いてくれ。

・自販機で100円

『ただのお湯』こと『天然水 ホット』を売っているのは、チェリオの自動販売機だ。過去にぱっと見しょう油な「なんちゃってオレンジ」で紹介した、大阪に本社を構えるあのチェリオである。

思わず「またお前か」と呟かずにはいられなかったが、まあいい。そういう関西のノリ、嫌いじゃないぞ。自販機に100円を入れ、ポチっとボタンを押して出て来たペットボトルは……あったかい~!! 寒い時には手に持ったり顔にくっつけたりするだけでも良いな。

封を開けて口に入れると、じんわり温かい。ゆっくりと体の中が温まる。なんでも温度は50℃程度らしい。今まで自販機で水を買うことはよくあったが、お湯もいいじゃないか。むしろ、なぜ今までなかったんだ。冬なんて特に、水よりお湯だろう。

・体に優しいね

しかし何故お湯を売ることにしたのだろう。チェリオに問い合わせてみたところ

「おいしい・たのしい・あたらしい」をモットーに商品開発をしているチェリオですが、冷たい天然水があるのであれば、温かい天然水もあっていいのではと。美容健康に気を使われる方は冷たい飲み物を避けますし、カフェインを控えている方はホットドリンクの選択肢が少ないことなどから、喜んでいただけるのではないかと考えました。


とのことだった。確かに言われてみれば、その通りだ。過去にはチェリオの商品ではないが、コンビニなどでも白湯が売られていたこともある。『ただのお湯』を求めている人は、少なくないのだろう。

飲んでみて今さらながら気づいたが、お湯って優しいのだ。刺激がなく、すんなり体に入っていく感じが良い。記者は日ごろカフェインがガツンと効いたドリンクを飲みがちだが、たまにはこうやって体を労わるのも大事なのかもなと思わされたぞ。

こちらの『天然水 ホット』は、500mlのペットボトルが温められる機種限定で、冬季(3月頃まで)投入予定という。ただし中部地方・関西地方のみの数量限定だ。現在はテスト販売期間であり、その結果を元に今後の販売方針が決まるらしい。個人的にはロングセラーになるのでは、という予感がしているぞ。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼チェリオの自販機で「ただのお湯」が売っていた

▼鉱水だよ

▼自販機で購入して5分くらい後にグラスに注いで飲んでみたが、まだほんのり温かかった

▼お湯いいね、体に優しい