大阪をブラブラ歩いていると、サービス精神旺盛すぎる店主や、激安価格を超える爆安、鬼安、驚安価格のビックリ商品に出会ったりする。たとえば、つい先日発見したのは『10円自販機』だ……たまに見かける100円自販機ではない、本当に10円である。

正直に言うと、10円はヤバイ。嬉しいという意味ではなく、ぶっちゃけ中身が不安という意味だ……しかし! このまま黙ってスルーするわけにもいかないだろう。というわけで、勇気を振り絞って10円玉をチャリンと自販機に投入してみることにした!

・大阪中央卸売市場

ウワサの自販機は、大阪市福島区の大阪中央卸売市場の一角にある。電車なら最寄りはJR大阪環状線「野田駅」で徒歩7~8分だ。グーグルマップで「10円自販機」と検索すれば一発でヒットするので迷うことはないだろう。ちなみに、グーグルマップでは「観光名所」として紹介されている。

もしかしたら「なんとなく場所が分かっても、10円自販機をピンポイントで見つけ出すのは大変」と思う方もいるかもしれない。しかし、そんな心配は無用。さすがは大阪、10円自販機のアピールがスゴイのだ。なんだかもうギラッギラであった。

・何が出るかはわからない

ド派手な自販機はズラッと5台……基本的には「何が出るかはお楽しみ!」というスタイルのようだ。また、ジュース以外が出てくる50円自販機には「自販機の宝石箱やッ」と、涙を流しながら喜ぶ彦摩呂さん似のキャラクターが描かれている。クセがスゴイ。

それはさておき、まずは10円自販機から。ほとんど売り切れているようだがギリギリ買えそうである。ドキドキしながら10円玉を投入してみると……お、本当にボタンが光ったぞ。

さあさあ、勢いよくズドンッと出てきた商品を取り出してみると……おおおおお!

マジかよ、まさかのペットボトル! 赤穂化成の「熱中対策水」という清涼飲料水が出てきた。季節外れではあるが、賞味期限も半年以上残っているまともな商品だ。賞味期限切れの奇抜なエナジードリンクとかを覚悟していたので、正直アタリである。普通に嬉しい。

ただ、調子に乗ってもう1度10円自販機にチャレンジしたら、まったく同じ「熱中対策水」が再度登場したことも記述しておこう。肌寒い季節に熱中対策水は2本もいらない。

・50円・100円自販機にも挑戦

つづいて、彦摩呂さん似のキャラクターが泣いて喜ぶ50円・100円自販機へ。どの自販機も取り出し口を開けるまで商品が見えないのがイイ。50円でゲットできたのは、昔懐かしい「バターボール」だ! 個人的にはハズレだが、50円で1袋はお得と言えるだろう。

さあ、次は100円の商品だ。なんだか自販機で100円は高い気がしてきたぞ……出てきたのは「XYLIUP(キシリアップ)」というガム! よく分からないが「キシリッシュ」みたいなガムなのだろう。ミニボトルで100円はお得……なのかもしれない。

・おいでや神社

ラストは、お隣「おいでや神社」という自販機。こちらは一部商品が見えているので、飲みたいドリンクを確実に買いたい人にオススメ。

どうやら先ほど2本ゲットした「熱中対策水」も60円で販売しているようだ……商品ボタンの上に「給料が上がりますように」と願い事が書いてあるので祈りながら購入できる。さすが神社だ。

さてさて、筆者は50円で何が出るか分からない「有名ブランド飲料」ボタンをプッシュ……出てきたのは、UCCの「ミルクコーヒー」である。缶がボコッとへこんでいるが、賞味期限はこちらも半年以上先。ワケあり商品を自販機でお得に購入できるのはヨロシイ。素晴らしいアイデアである。

なんというか「さすがは大阪!」といった感じの、ネタが詰まったユニークな自販機であった。お得であることに間違いはないが、気がつけば数百円使ってしまうだろう……何かとツッコミどころ満載なので、機会があればぜひ立ち寄ってみてくれ!

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼220円使った

▼どう考えても目立っている

▼顔はめパネルもある

▼10円自販機



▼浪花のドリンクバーや

▼50円・100円自販機

▼おいでや神社

▼売り文句のクセがすごい

▼賞味期限は切れていない

▼野田駅から歩いて7~8分だった