以前の記事で、牛丼チェーン松屋の「担々エッグプレート」についてお伝えした。改良の余地はあるものの、かなり評価できるメニューだったのだが、その松屋がまた新たなメニューの提供を開始した。
それは「ごろごろチキンカレー」である。宣伝写真を見るとたしかにチキンがごろごろとしているけど、実際は違ったりするんじゃないの? 他社ではあるけど、2015年に販売された豚丼は写真と実物が随分違ったんだけど。気になったので実際に食べてみた。
・10時にお店に直行
発売開始は2016年4月12日の10時から。いち早くたしかめたかった私(佐藤)は、10時ちょうどに店舗に足を運んだ。
すると、あまりにも早すぎたために、券売機にごろごろチキンカレーがない。スタッフに尋ねると、カウンターで注文を受け付けるとのことだったので、その場で並盛590円を注文し持ち帰った。さて、実際はどうなのか~……。
・ごろごろしてるじゃないか!
一見して、これはメニュー写真に偽りがないとわかった。ルウのなかにチキンがごろごろしてるじゃないか! やるな、松屋!
ファストフード業界では、メニュー写真だけキレイでボリューム満点。しかし実物はショボいということがあり過ぎたために、写真通りというだけで妙に感動してしまう。しかしよく考えると、コレが普通だ。その普通が出来てなさ過ぎたと言わざるを得ないだろう。
・吉野家、すき家は差をつけられる
食べてみると、松屋の通常のカレーよりもややスパイシー。通常のカレーは甘目に仕上がっているのに対して、こちらは香辛料が良く効いている印象を受ける。
これから暖かくなることを見越して、スパイシーに仕上げたのだろうか。もしそうだとしたら、ちょっと時期が早すぎる気もする。夏の暑い盛りに食べたい味だ。それにしても松屋はここのところ良い調子だ。これが続くと、他のライバルチェーンの吉野家もすき家もヤバいかも。普段あまり話題になることが少ない松屋が、ひそかに力を蓄えているぞ。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24