スターバックスでは、店員がドリンクのカップに元気になれるようなメッセージやイラストを描いてくれることがあり、「そんな心遣いに気分が上がる!」という客の声を聞くことがある。

しかし、そんなケースばかりでもないようで、英スタバ店員が少女が注文したドリンクに「デブ」と書いて大きな問題になっているというのだ。

・保護者なしで友達と出かけてワクワクのはずだったが……

スコットランドのエジンバラに住む11歳のティーガン・サングスターちゃんは、初めて保護者なしで友達と出かけてスターバックスへ行くことになったのだという。

自分のお小遣いからドリンクを買い、親の付き添いなしで初めてカフェで友達とお茶する時は、少し背伸び出来たような気分になれる特別なひと時ではないだろうか。

・ドリンクに ‟デブ” と書かれてしまった少女

ワクワクしながら友達との時間を楽しもうと思っていたティーガンちゃんだったが、注文したドリンクを飲んでいる時に友達があることに気がついたのである。

なんと、ドリンクのカップに「fat:デブ」と書かれていたのだ。ただ、写真をよく見ると、‟fat” の下に ‟o” が書かれていて ‟fato” とも見えなくはない……。とにもかくにもショックを受けた彼女は、母親のディオンヌさんに電話したところ、「カップを持ち帰るように」と言われたそうだ。そして問題のカップを見た母親は激怒し、店舗にクレームを入れる展開になったのである。

・従業員が正確に名前を聞き取れなかった可能性も!?

スタバの広報担当者は、傷ついたティーガンちゃんとディオンヌさんに謝罪し、この件について調査すると通達。ちなみに、海外のスタバでは客の名前をカップに書いて手渡す場合が多いのだが、海外ニュースサイトでは、従業員がティーガンちゃんの名前を正確に聞き取れなかった可能性があるとも指摘している。

友達との初めてのお出かけを台無しにされてしまった少女は、すっかり自信を無くして落ち込んでしまったとのこと。なんとも可哀想な話だが、何かの手違いである可能性もあるため、ティーガンちゃんが早く立ち直ることを願いたい。

参照元:METROMirror(英語)
執筆:Nekolas
Photo:RocketNews24.

▼「デブ」と書かれているように見えるドリンクのカップ