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「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」、この言葉はアメリカのハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの1958年の作品『プレイバック』に登場する一節だ。くさいセリフではあるが、「男が憧れる男」を表現するのにふさわしい言葉である。

K-1の番長の異名を持つジェロム・レ・バンナが、最近この言葉を地で行くような男らしさを見せたと話題になっている。彼は、ジムでの練習後に横断歩道で転倒したお年寄りに遭遇。手助けした後に手を取って一緒に横断歩道を渡ったそうだ。強さと優しさを備えた素晴らしい男ではないだろうか。

・ゴング格闘技の投稿

「写真は7月18日午前、大森ゴールドジムでの練習後のジェロム・レ・バンナとチャクリキ古河の相澤宏使師範が、横断歩道で転倒したお年寄りを助け起こした時のもの。バンナはおばあさんの手を取って一緒に横断歩道を渡っていきました。」(ゴング格闘技Twitterより引用)

・ネットユーザーの反応

「バンナ….いい人すぎる」
「ほっこりした」
「いい絵だ。バンナ ありがとう」
「レバンナは優しいな」
「バンナ男前だな」
「めっちゃ頼れる!」
「ホロリとします!」

・真の強さ

おばあさんの手を引くバンナの後ろ姿に、真の強さがうかがえる。そのときの状況はわからないのだが、彼にとって手をとることは当たり前の行動だったのではないだろうか。強く優しい男、ジェロム・レ・バンナのこれからの活躍に期待したい。

参照元:Twitter ‏@GONG_KAKUTOGI
執筆:佐藤英典
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