
私(佐藤)の格安イヤホンを探す旅は、新しいフェーズに入ったかもしれない。というのは、Amazonで中華イヤホンを購入してしまったからだ。安くて侮れない音質を聞かせる中華イヤホン。その世界は深く、まさしく「沼」のようである。
中華イヤホン界も100均イヤホンの世界同様に、低価格で良質な製品の波が押し寄せているかもしれない。なぜなら、1000円以下でリケーブルできる(ケーブルを付け替えられる)製品が販売されているのである。今回はそんなリケーブル製品「QKZ-AK6-MAX」を紹介しよう。
・説明が怪しい中華イヤホン
この製品の販売価格は税込990円(購入時)である。製造国はまぎれもなく中国。「Made in China」とあるし、側面に漢字が書いてあるけど、何と読むのかわからない。
参考までにAmazonのページに記載されている、説明文の一部を引用しよう。
「ドライブユニットはコンポーネントでいっぱいで、優れた過渡応答を持ち、サウンドは十分に詳細で、伴奏とボーカルは非常に均一で、メインのメロディーがより際立ち、楽器の音が緩んでいません。これはダイナミックの利点ですコイル、低域が少し強化されていますが、確かにうるさいわけではなく、低域のダイブも適度で、音量も適度で、人の声に影響はありません.女性の声の息と声は、完璧に表現。 低音は深く、高音は高く、ボーカルは近く、分析は透明で、音楽は重層感が強く、ディテールは非常に豊かで、チューニングも非常に耐久性があり、非常に快適に着用できます」
「低音は深く、高音は高く、ボーカルは近く、分析は透明で、音楽は重層感が強く」、セールスポイントを列挙したのだろうけど、かえって不信感を抱かせる説明だ。とはいえ、聞かないことには実力はわからない。聞けばきっとこの説明文の言わんとすることはわかるはず。
中身は本体・ケーブル、それにイヤーピースが白黒2種類、それぞれ3サイズ入っている。
これが本体。以前はこの手のリケーブルできるイヤホンは、2000~3000円はしたものだが、今や1000円切るとは。少し前まで600円で販売していたとも言われている。ずいぶん安くなったなあ~。
サイドの穴に2pinのイヤホンケーブルを差し込む。
付属ケーブルは編み込み式。これを差し込んで、耳の上からケーブルをかけて装着する。いわゆる「シュア(Shure)がけ」というヤツだ。
装着感は悪くない。が、イヤーピースが硬くて、なかなか本体につけることができなかった。老眼の私にとって、細かく手先を動かす作業はしんどい。もう少しつけやすくしてもらえると助かると、この場でぼやいておこう。
・聞き比べ
さて、聞き比べてみるとしよう。検証材料はクラシックの名曲、ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」の第4楽章。演奏はスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団である。
JVCケンウッド「HA-FX6-T カナル型イヤホン」、セブンイレブン(JVCケンウッド)「HA-FX711F-B」、ダイソー ハイレゾ対応イヤホン「7301」の3製品との聞きごたえを比較しているが、すべてを記載するとくどいので、格安イヤホンランキング1位の「HA-FX6-T」との比較のみを記す。
このイヤホンは非常にバランスが良く、伸びのある高音と豊かな低音が魅力である。税込821円とは思えないほど、音の分解に優れており、聞き心地が良い。
金管楽器の弾けるようなファンファーレも、弦楽器のたおやかなオブリガード(副旋律)も上手に表現している。おそらく、コストパフォーマンスでこのイヤホンに太刀打ちできるものはなかなかいないのでは? そう思わせてくれる優れモノだ。
続いて「QKZ-AK6-MAX」でも聞いてみよう。
こちらは音の広がりを感じさせる。オーケストラのダイナミックな演奏を空間的に感じ取ることができる。音色としては中音に強く、この手の曲で特に耳につく、高音域が抑制的。
やや音の分解に力不足を感じるので、テンポの早いフレーズがゴチャっとした感じで耳に入ってくる。
この製品の魅力のひとつでもある、リケーブルした状態でも聞いてみよう。残念ながら、私が持っている別ケーブルは、いくらで買ったのかわからないような安物だ。したがって、より良い音は望めないが、それでも変化は楽しめるはず。
このケーブルは、音を太く感じさせてくれる。先のケーブルで感じられた空間的な広さはなく、小箱のライブハウスでオーケストラを聞くような、距離の近さがある。ちょっとうるさい感じだけど……。
今回の聞き比べを踏まえて、格安イヤホンランキングを以下のようにしたい。
1.JVCケンウッド「HA-FX6-T カナル型イヤホン」 税込821円
2.セブンイレブン(JVCケンウッド)「HA-FX711F-B」 税込1207円
3.QKZ-AK6-MAX 税込990円
QKZ-AK6-MAXをあえてランクインした。というのは、リケーブルできる点を評価できるからだ。イヤホンの音色にはやや偏りを感じるけど、リケーブルのエントリーモデルとして楽しめそうだし、使い方次第でいろいろ遊べるはずだ。
このランクは随時更新していきたいと思う。皆さんの音楽ライフの参考になれば幸いである。
佐藤英典










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