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勝負の最中に気を抜くこと。それすなわち「敗北」だ。もし格闘技の世界で油断しようものなら愚の骨頂。コンマ数秒後に自分がリングにお寝んねしていることだってあるだろう。だからこそ、ゴングが鳴るその瞬間まで選手たちは神経を研ぎ澄ませる。

だが、そんな格闘技の試合で、あろうことか余裕ぶっこきすぎた総合格闘家が実在。一瞬でお寝んねしたと話題を集めている。その様子は、動画「Crazy MMA Head Kick Knockout – Guy gets destroyed dancing」で確認できるぞ!

・いきなり挑発のタコダンス

2017年2月18日にイギリスで行われたジョー・ハーディング(赤グローブ)vs ジョアン・セガス(青)の試合で、突如としてその時はやってきた。お互いを牽制しつつ、一進一退の攻防を繰り広げる両者。ところが!

何を思ったか、ジョー・ハーディングはリングの中央で「当てられるものならやってみな」的な感じで挑発! いきなりタコダンスを始めるではないか。ただ、こいつはとんだお調子者……と思った次の瞬間にはお寝んねしていたのが、この動画である。

・油断禁物

隙を見逃さなかったジョアン・セガスは左ハイキックを一閃。タコダンスを踊ったジョー・ハーディングの顔面をモロにとらえると、一瞬にして勝負を決めた。やはり試合の最中に油断をすると、ロクなことはない。

唯一の救いは倒れ方が美しすぎることだが、挑発して負けてしまうのは街を歩けなくなるほどのカッコ悪さだけにいいところゼロ……というよりマイナス。この醜態に各方面から「ほれ見たことか!」なんて声が聞こえてきそうだ。

参照元:YouTubeTHE SUN(英語)
執筆:原田たかし