「家そば放浪記」の記事まとめ (10ページ目)

ついに出会えた読者推薦の一品【家そば放浪記】第89束:軽井沢のスーパー「ヤオトク」で買った、桝田屋食品『雪んこそば つるつる』税込227円(1人前114円)

先日、軽井沢に行ってきた。私の大好きなアウトレットに行くためだ。しかし、アウトレットに行く前に、私はとあるスーパーにて掘り出し物のゲットに成功。それこそが、「RESORT MARKET Yaotoku(ヤオトク)」なるスーパーに売っていた桝田屋食品『雪んこそばつるつる』である。

こちらの商品、当連載の初期の頃、多くの読者の方からオススメされていた商品。通販で売られているのは確認していた。しかし自分の中で「実際に目の前で売っていたモノだけを取り上げたい(通販は嫌)」という思いがあったので、なかなか出会うことができなかった幻の一品なのだ。

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「特選」か、「究極」か?【家そば放浪記】第88束:信州長野の名産・特産品「Bearny(ベアニー)」で買った山本食品『黄金印 究極そば』税込421円(1人前212円)

先日、長野に行ってきた。目的はもちろん蕎麦である。日本有数の蕎麦の地で、本場の蕎麦を食べてきたのだ。その帰り、長野駅に、信州長野の名産・特産品『Bearny(ベアニー)』なるお土産さんがあった。

するとそこには、わざわざ別プレートで「山本食品」とメーカー推しをしたうえで、いくつかの干し蕎麦が売られていた。すごいな山本食品。長野=山本食品といっても過言ではないのだな……と感心しながら私がチョイスしたのは『黄金印 究極そば』。むむ、このパッケージ、見覚えアリ……!

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二八ならぬ八二(はちに)を食べての正直な感想【家そば放浪記】第87束:スーパー玉出で買った、五木食品『藪そば』税込138円(1人前69円)

ひとつ前の『十割そば本舗 国産の二八蕎麦』を食べ、私は確信した。どうも私は「二八(にはち)」が好きであることに。

二八については前回の記事を参照してもらうとして、今回は……なんとまさかの二八の逆! 掟破りの逆二八(おきてやぶりのぎゃくにはち)といっても過言ではない、八二(はちに)のお蕎麦を食べてみることにした。

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「二八(にはち)」最強説【家そば放浪記】第86束:ヨークフーズで買った、山本かじの(山本食品)『十割そば本舗 国産の二八蕎麦』税込516円(1人前258円)

いまだ現王者『乱切り二八(奈良屋)』の衝撃が忘れられない。これまで数々の干し蕎麦を食べてきた結果、なんとなくだが私の好みが「乱切り」かつ「二八(にはち)」である様な気がしてきた。二八、最強なのでは……?

※ちなみに「二八」とは、そば粉80%(八割)、つなぎ20%(二割)で作られた蕎麦のこと。また、「つなぎ」は、ほとんどが小麦粉である。

そんな私なので、ついつい「二八」と名のついた商品には自然と手が伸びてしまう。今回の『十割そば本舗 国産の二八蕎麦』もまた……って、ん? まてよ? 『十割そば本舗』って前にもやったことあるぞ?

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香川の讃岐うどん屋と長野の蕎麦屋が手を組んだ!【家そば放浪記】第85束:スーパー玉出で買った石丸製麺(桝田屋食品)『大窪寺そば』税込289円(1人前97円)

前回、「関西は “そば” より “うどん” 文化なのかな?」みたいなことを書いたが、まるでそれを裏付けるように、今回チョイスしたお蕎麦『大窪寺そば』の販売者&製造者事情が、実に興味深いのである。

まず製造しているのは、関西とはあまり関係のない、そばの本場・長野県の「桝田屋食品株式会社。こちらの会社は「乾麺、半生そばの製造販売」を主とする、まさしく「お蕎麦屋さん」なのだが、一方の販売者は……

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大阪遠征第一弾!【家そば放浪記】第84束:スーパー玉出で買った、髙尾製粉製麺『兵庫県推奨優良特産品 出石そば』税込267円(1人前67円)

関西は「そば」より「うどん」だと聞いたことがある。事実、Googleに「関西 そば」と入力すると、サジェスト3番目に「関西 そば 食べない」と表示される。本当に関西は、お蕎麦をあまり食べないのかな……。

しかし先日。大阪に行った際。激安スーパーとして有名な『スーパー玉出』をチェックしてみると……ありますやん! 乾麺コーナーに、いくつかお蕎麦が売っている〜。てな感じで数束の蕎麦をゲットした。1つ目は──

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NEW王者誕生! 振り切った「極端な乱切り仕上げ」が最高すぎ!!【家そば放浪記】第83束:ヨークフーズで買った、奈良屋『乱切り二八』税込365円(1人前183円)

どうも私は「乱」という言葉に弱いようだ。

なにせ、まず自信をもって推せるのが、もはや伝説となった「乱れづくり」の『木曽路御岳そば』

「乱切り刃で仕上げ、麺の太さがふぞろいに……」とうたった『上野藪そば監修 藪そば』は「文句なし! これは買い!!」と絶賛し、「乱切り仕上げ」の『奥会津山芋蕎麦』は、威風堂々のランク入り。

そして今回もまた……

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長野県知事賞受賞【家そば放浪記】第82束:ヨークフーズで買ったニップン(信州戸隠そば)『創業寛政元年 総本家更科堀井監修 更科そば』税込365円(1人前183円)

とにかく情報量の多い蕎麦だった。まずは「新商品」から始まって、パッケージの表面には金と黒で「令和二年度 長野県知事賞受賞 第六三回 信州そば品評会」と書いてある。もうこの時点で “買い” であるが、その後に続く『創業寛政元年 総本家 更科堀井監修』も強めのワードだ。

果たして裏面はどうなっているのか。ドキドキしながらひっくり返すと──

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干し蕎麦界のファミコンカセット!【家そば放浪記】第81束:ヨークフーズで買った、おびなた『そば小僧』税込278円(1人前70円)

その新商品、なにもかもが目新しかった。まず商品名の『そば小僧』。パッケージ下部には、そばをすする忍者のような “小僧” が描かれており、タイトル部分には「信州 戸隠 つるっと もちもち 新食感!」とも。

さらに「食塩不使用で塩分が気になる方にも」や「波打ち麺の凹凸につゆが良くからむ!」とまで書いてあり、とにかく “いろんなことをやりました” 的な作品であることがうかがえる。これは試さないわけにはいかないだろう。

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初めて行くスーパーに置いてあった新商品【家そば放浪記】第80束:ヨークフーズで買った、島田製粉『高尾山薬王院 東京多摩 高尾そば』税込483円(1人前242円)

同僚の御花畑マリコ嬢が「会社近くのヨークに新しい蕎麦がたくさん売ってましたよ」と教えてくれた。ヨークとはなんぞや? と調べてみるとスーパーで、セブン&アイ・ホールディングスの子会社であるという。

そんなスーパーあったっけ……とテクテク歩を進めていくと、意外と近くに『ヨークフーズ』なるスーパーがあった。しかもロゴは鳩であり、どっかで見たことあるな……あ、そうだ、イトーヨーカドーと同じ鳩だ!

そうか、ヨーカドーもセブン&アイ・ホールディングスの子会社だしなぁ……なんて思いながら店内を探索。すると、あった、あった、ありました! 「新商品」と書かれた干し蕎麦が数点売っているではないか。

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ダッタンソバについて調べたら驚きの連続!!【家そば放浪記】第79束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、フタバ製麺『富良野 韃靼そば』税込704円(1人前234円)

驚きしかない。何のことって、今回の主役『富良野 韃靼そば』である。まず私、「韃靼」が読めなかった。調べてみると「ダッタン」と読むとのこと。さらにWikipediaで調べてみると「ダッタンソバ」のページがあり、なんとそこには……

「『ダッタン』は漢字で『韃靼』と書き、モンゴルに住む遊牧民族の古い呼び名のひとつであるタタール人のことである。ダッタンソバの食品名は、彼らが好んだことにちなんで名づけられたとされる。」

──と!

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コンパクトだなぁ【家そば放浪記】第78束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、小嶋屋総本店『純国産 手繰りへぎそば』税込432円(1人前216円)

前回はスーパーに売ってる干し蕎麦では大変珍しい「箱入りの蕎麦」を紹介したが、今回もまた珍しい部類に入るかも。なにせ、ものすごくコンパクト。間違いなく当連載開始以来、最小(最細)のパッケージなのだ。

そこに書かれている商品名は『純国産 手繰りへぎそば』。製造者である新潟県の「小嶋屋総本店」は当連載初登場のメーカー。何もかもが初であり、何もかもが珍しい。はたしてどんな味なのか? 期待を胸に、いざ!

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スーパーに「箱入り」の干し蕎麦が売ってたよ!【家そば放浪記】第77束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、自然芋そば『へぎそば 箱入り』税込537円(1人前134円)

それを目の当たりにした瞬間、私のテンションは「カーッ!」っとアガった。なぜって、箱に入っているのである。乾物の干し蕎麦が、ビニールのパッケージではなく箱に入っているのだ!! これがホントの箱入り蕎麦!

箱に入った蕎麦は、77回も続いている当連載でも記憶にない。箱を開けたら、中はどんな感じになっているのか。説明書でも入っていたりして……などと妄想は止まらず即購入。帰宅後、マッハで開封すると──

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文句なし! これは買い!!【家そば放浪記】第76束:ザ・ガーデン自由が丘で買った、ニップン(信州戸隠そば)『上野藪そば監修 藪そば』税込354円(1人前177円)

ちょっと仕入れ先(スーパー)を変えてみるか〜と私が向かったのは、ちょっと意識高めのスーパー『ザ・ガーデン自由が丘』だ。どれどれ……と乾麺コーナーに行ってみると、あるよ、ある、新作のお蕎麦がありまくるーっ!!

嬉しさのあまり叫びたい気持ちをおさえながら、まず私が手に取ったのは『上野藪そば監修 藪そば』なる商品。「上野藪そば」といえば、今から130年も前の明治25年に創業した老舗中の老舗。あの有名店が監修となれば……!!

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圧倒的なデジャブ感。調べてみたら驚きの共通点が発覚!【家そば放浪記】第75束:西友で買った、おびなた『戸隠高原そば』税込149円(1人前75円)

私のホームのスーパーは西友である。何か目新しい商品はないかと2〜3日に一度は店内を徘徊しているのだが、最近、乾麺(干し蕎麦)コーナーに新登場したのが、今回紹介する『戸隠高原そば』なのである。

なかなか美味そうなパッケージだ。まず「茶色」的な色が良い。そこに、緑色のスタンプ的なのが付いていて、シースルー的に中身のお蕎麦が見える。見れば見るほど渋いデザイン。どこが作っているお蕎麦なのかな〜と手に取り凝視すると……

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“良そばの法則”とは【家そば放浪記】第74束:生活協同組合コープみらい(ミニコープ)で買った、おびなた『太さと歯ごたえ 信州藪そば』税込267円(1人前53円)

すっかり太切り蕎麦のファンになってしまった。きっかけは少し前に食べた柄木田製粉の『黒い太切り蕎麦』だ。あのワイルドさ、やみつきになる……。

ということで今回買ってみたのは、『太さと歯ごたえ 信州藪そば』なる商品。パッケージの写真もフォントもデザインも、すべてにおいて “太さと歯ごたえ” がありそうな雰囲気してるゥ! どこが作っているのかな〜っとパッケージを裏返してみると──

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なんとなく子供の頃を思い出した【家そば放浪記】第73束:西友で買った、山本かじの(山本食品)『MADE IN JAPAN 国産そば本膳』税込321円(1人前161円)

ひさしぶりにスーパー「西友」の乾麺コーナーをチェックしたところ、以前と比べ、だいぶ商品が入れ替わっていた。

その中でも特に目を引いたのは、売れ線商品『木曽路御岳そば』と『小諸七兵衛』に挟まれるように陳列されていた黒と金のニューウェーブ、『MADE IN JAPAN 国産そば本膳』である。

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製麺所は過去3位の超実力者!【家そば放浪記】第72束:新宿伊勢丹の地下で買った、長岡小嶋屋(信州戸隠そば)『越の海藻挽きそば』税込497円(1人前249円)

もうすっかり「いせたんのちか(伊勢丹の地下)」の虜(とりこ)である。なにせ今までハズレなし! となると他のも……と期待してしまうのも無理はない。ということで今回取り上げるのも新宿伊勢丹で買った蕎麦。

その名も『越の海藻挽きそば(こしのくさびきそば)』。販売者は表パケにも出ている「長岡小嶋屋」なる新潟の会社であるが、製造所は「信州戸隠そば株式会社」……。ムムムッ、この社名、聞いたことあるぞっ!

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3種類の幅の麺が入り乱れる会心の蕎麦!【家そば放浪記】第71束:伊勢丹の地下で買った、奈良屋『奥会津山芋蕎麦』税込378円(1人前189円)

今回の蕎麦は、完全なる「ジャケ買い」ならぬ「パケ買い」だ。なんだかもう美味そうすぎるデザインのパッケージからは、さまざまな情報が読み取れる。特に気になるのは「細め・乱切り」なる文言だった。

「はて、乱切りとは……?」とパッケージの裏面を見てみると、

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もはやぐうの音も出ない「1食あたりの最高額」の高級蕎麦【家そば放浪記】第70束:伊勢丹の地下で買った、島田製粉『深大寺そば 東京』税込648円(1人前324円)

「伊勢丹の地下で買った島田製粉の深大寺そばァ? 前々回やったじゃん!」と思ったあなた、なかなかするどい! そう、今回もまた伊勢丹の地下で買った島田製粉の深大寺そばなのであるが、モノが違うのだ!

前々回は「全長33cmのメチャ長な深大寺そば」であるのに対し、今回は「一般的な長さの深大寺そば」なのである。それにしても、同じメーカーの「深大寺そば」を2つも並べて売るとは、どんだけ伊勢丹の地下のバイヤーは「島田製粉の深大寺そば」が好きなんだ。それはさておき……

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