安くて酔える、いわゆる「センベロ」(1000円でべろべろ)はお父さんたちの憩いの場である。仕事の疲れを癒し、帰る前に軽く一杯。その場で会った人と他愛もない話をして盛り上がれる。それがセンベロの醍醐味。
特に東京・大井町には安くてウマいと評判の店がひしめきあっており、その代表的なお店が「肉のまえかわ」である。まさに聖地といった雰囲気のため、私(佐藤)は1度も入ることができなかったのだが、ついにその敷居を跨(また)いだ! 店内の七味入れにビックリ!!
安くて酔える、いわゆる「センベロ」(1000円でべろべろ)はお父さんたちの憩いの場である。仕事の疲れを癒し、帰る前に軽く一杯。その場で会った人と他愛もない話をして盛り上がれる。それがセンベロの醍醐味。
特に東京・大井町には安くてウマいと評判の店がひしめきあっており、その代表的なお店が「肉のまえかわ」である。まさに聖地といった雰囲気のため、私(佐藤)は1度も入ることができなかったのだが、ついにその敷居を跨(また)いだ! 店内の七味入れにビックリ!!
私(佐藤)は日ごろから思っていることがある。それは昼飯に払える理想的な価格は500円ではないかと。それを超えるか超えないか、フトコロのさみしいお父さんはいつも頭を悩ませているのではないかと。
そんな悩ましい価格、500円で3種のランチを用意しているお店がある。東京・笹塚の居酒屋「はだか電球」は、日替わりで3種の500円ランチを提供しているのだ。お店の努力のほどがうかがえる。なんてお財布に優しい店なんだ(涙)。
どの街にも、定番の人気店というのは存在する。しかし私(佐藤)は、意外とそういう定番のお店に行っていなかったりする。というのも、お店にたどり着いたときには時すでに遅しというパターンが多いからだ。せっかく行っても売り切れで閉店なんてことも珍しくない。しかしそんな店こそ行ってみたいと強く思っている。
かねてから噂に聞いていた、東京・五反田の立ち食いうどんのお店「おにやんま」。いつか行きたいと思いながら、前を素通りしたこと数知れず。しかし最近、そのお店にやっと行ってきたぞ! 聞きしに勝るうどんの美味しさにかなり驚いた!!
「立ち食い」というと、どこか煩雑なイメージを抱いてしまう。安くて早いが身上で、美味しいものを期待できないのが正直なところだ。しかし実際はそうではないこともある。たとえば、東京・新宿の「立ち喰い焼肉治郎丸」は1枚からオーダー可能で上質の肉も割安で提供している。
東京・五反田の「都々井」もまた、立ち食いながら良質なネタを提供してくれる寿司屋なのである。私(佐藤)は随分前からお店の存在を知っていたのだが、ずっと入ったことがなかった。最近利用したところ、ここが長らく愛されるお店である理由が良くわかった。立ち食いと侮るのは間違いであると、痛烈に反省した次第である。
今のご時勢、500円でランチを食べられるのは非常に有難いことだ。たとえ1デュッシュのメニューだったとしても、お店の営業努力を感じずにはいられない。そんな世知辛い世の中でありながら、東京・神田にスゴイお店を発見してしまった!
そのお店「かぶき本店」はランチの定食が500円である。しかも1デュッシュではなく、ご飯にみそ汁に小鉢までついてこの値段である。やって行けるのか!? フトコロの寂しいお父さんには大変有難いのだが、お店が心配になってしまう。
私(佐藤)は今年で42歳。「四十にして惑わず」と孔子は言ったのだが、40歳を過ぎても不惑の境地からはほど遠く、日々迷い日々惑わされ、いくら歳を重ねても大人になった気持ちになれない。迷いが深くなると私は決まってオヤジたちの酒場へと足を運ぶ。
オヤジたちの会話とおいしい肴をつまみに酒を飲み、また明日もがんばろう! と自らを奮い立たせるのだ。そんなオヤジたちが舌鼓を打つお店を紹介するのが、この「オヤジのグルメ」である。初回はサラリーマンを癒す街、東京・神田で古くから親しまれている居酒屋「浜貞」である。