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私(佐藤)は日ごろから思っていることがある。それは昼飯に払える理想的な価格は500円ではないかと。それを超えるか超えないか、フトコロのさみしいお父さんはいつも頭を悩ませているのではないかと。

そんな悩ましい価格、500円で3種のランチを用意しているお店がある。東京・笹塚の居酒屋「はだか電球」は、日替わりで3種の500円ランチを提供しているのだ。お店の努力のほどがうかがえる。なんてお財布に優しい店なんだ(涙)。

・お店も悩ましい

500円という価格はサラリーマン・OLにだけ悩ましい訳ではない。きっと、お店にとっても悩ましいに違いない。美味しいものを安く提供したいという思いがある一方で、少しでも売り上げをあげたいと思うはず。そこをグッと堪えて、原価率や人件費などを計算したうえの目玉商品。500円ランチが出れば出るほどヤバい……なんてこともあり得るのである。

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・500円ランチを3種も

そんな事情を考えながら、このお店のことを思うと、なかなかの企業努力を感じずにはいられない。500円ランチは「レバニラ」と「冷やしうどん & ミニからあげ丼」、そして「特製カレー」の3種を用意している。1種でも十分良心的なのに、3種類も用意しているとは。今時かなり有難いお店である。

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・ご飯にマヨネーズ

3種の品ぞろえに感動しつつ、私は特製カレーを注文。丼に入ってきたその一品は、カレーライスというより「カレー丼」。ご飯のうえにキャベツが乗り、その上からマヨネーズがかかっている。イイ! この感じがとてもイイ! 居酒屋らしい勢いを感じる。

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・できるだけ長く……

カレーには他のメニューで使われているであろう “モツ” が入っていた。味はコクが強いタイプで、キャベツにかかったマヨネーズと和えると、程よく酸味がきいて美味しくなった! これが計算上の味ならスゴイ!! 実に良くできている。

強いて希望を言うならば、卓上にウスターソースを置いておいてもらいたかった。また、キャベツをてんこ盛りにしても面白いメニューになるかもしれない。

とにかく結論としては、500円の価値に見合うだけのカレーであることに間違いはない。経営状況を考えると、500円を維持するのは大変だと思うが、できるだけ長く提供し続けて欲しい。

・今回訪問した店舗の情報

店名  ささづか酒場 はだか電球
住所  東京都渋谷区笹塚1-56-1 NH駅前ビル 2F
営業時間  月~土11:30~27:00、日曜11:30~25:00
定休日  なし

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼500円ランチを3種類も!
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