ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしている、ケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。


今回もランチにポテトを食べようと思い、あるレストランへ行ってきた。


といっても、このレストランには名前がなかった。


まだオープンしたばかりのお店のようである。

店の周りには、たくさんのトラックが停まっていた。


そのためなのか、あたりにはかなり砂ぼこりが舞っている。


トラックの運転手たちの中には、この店でポテトを食べている人もいた。


僕もポテトを買おうとした。


すると、近くにいたトラック運転手の1人が、僕に声をかけてきた。


「ここのポテトを食べるなら、気をつけたほうがいいよ」


え?


どういうことだろう。


そのトラック運転手は、


「ポテトには、たくさん唐辛子をかけたほうがいい」


と言う。


さらに彼の話では、この店のポテトを食べたあと、お腹の調子が悪くなったり、下痢をしたりしたと話す人がいるという。


もちろん、これはあくまでそのトラック運転手から聞いた話である。


そして困ったことに、この店の近くにはトイレがない。


トラック運転手いわく、


「お腹の調子が悪くなった人は、近くの森まで走っていくんだ」


なんと……。


そんな話を聞いたら、僕も心配になってきた。


しかし、時すでに遅し。


僕はもうポテトのお金を払っていた。


しかも、スタッフはすでに僕のポテトを袋に詰めている。


そこで僕は、


「やっぱり、やめてもいい?」


と聞いてみた。


しかしスタッフからは、


「お金は返せないよ。ポテトを持っていって」


と言われた。


仕方がない。


僕はポテトを受け取り、車の中で食べることにした。



袋を開けてみる。


……うーん。


見た目からして、いつものポテトとは少し違うように感じた。


そして僕が特に気になったのは、ニオイだった。


いつものポテトのようなニオイではない。


僕には、なぜか血のようなニオイに感じられたのである。


それでも、せっかく買ったので少しだけ食べてみた。


ひとつ。


ふたつ。


何個か食べたところで……。


ダメだ。


僕は吐きそうになってしまった。


そこで食べるのをやめ、残ったポテトはゴミ箱へ捨てることにした。


そして水をたくさん飲んだ。



今回のポテトは100ケニアシリング(約110円)。


これまでいろいろな場所でポテトを食べてきたけれど、今回は最後まで食べることができなかった。


あのトラック運転手が教えてくれた話を聞いた直後だったので、余計に気になってしまったのかもしれない。


それにしても、食事をする場所の近くにトイレがないというのは、なかなか大変である。


次は安心して最後まで食べられるポテトに出会いたいな。


それでは、また次回。


クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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