毎年発売される様々な福袋、またはそれに相応するアイテムの中で、屈指の人気を誇るのが無印良品の「福缶」だ。かつては発売当日に整理券が配られていたが、ここ数年は事前にネットストアで応募し、当選した人だけが店頭で購入できるシステムとなっている。

その予約受付が昨日2022年11月17日、いよいよスタートしたのだが……おっと! 当選は先着順ではないから安心してくれ。応募は後でゆっくりやってもらうとして、それより先にお伝えしたいことがある。実は今年の「福缶」には、あるとんでもない仕様変更が施されているのだ。

・ネット予約スタート

昨日11月17日の午前10時から始まった「2023年福缶」の事前エントリー。福缶の公式サイトから誰でも応募が可能だが、初めて利用する人は先にネットストア会員登録が必要になる。応募期限は11月27日の18時までだ。

その後、12月12日前後に抽選結果が発表となり、見事当選した人は来年1月1日から10日までの期間内に無印の店舗で受け取ることができる。受け取り店舗は応募の際に自分で指定し、後からの変更は不可。配送にも対応していないので注意してほしい。

とまあ、ここまでの流れは例年通り。福缶が欲しい人はとにかく締切までに応募して、期間内に確実に行ける店舗を一つ決めておこう。あとは当選を天に祈るだけの簡単なお仕事である。さて、それでは私(あひるねこ)もいつものように応募しておくか。


ところが……!


「応募」のボタンを押そうとしたその刹那。ここで福缶に関するとんでもない仕様変更が明らかになった。驚かずに聞いてほしい。2023年度の福缶は……なんと……なんと……


ひとり1点までなのだ!!

・これは予想外

何ィィィィィイイイ!? 嘘だろォォォォオオオオ!? そう、例年はひとりにつき2点まで購入可能だった福缶が、2023年からは1点しか買えない仕様になってしまったのである。マジかよ、毎年買ってるけどその発想はなかったぞ。

福缶にはギフトカードの他に、日本各地の可愛らしい手作り縁起物が入っているのだが、何が当たるかは開けてみるまで分からないため、必ず2点購入するのが常だった。過去の記事をさかのぼると、驚くことに2016年まではひとり3点まで購入できたようだ。めっちゃ買えるやん……!


ひとり1点となった理由について、福缶の公式サイトには以下のように書かれている。


「抽選販売にて、より多くのお客様に福缶を手にして頂く為に、おひとり様1点までとさせて頂きました」


なるほど~、たしかに福缶は毎年大人気だからなぁ。転売を目的に買う人もきっと多いのだろう。これはなにも今に始まったことではないが、長年の福缶ファンからすると、ついにこの時が来たかという思いを強めざるを得ない。でもまあ、その方がみんなハッピーだよね。

・忘れず応募を

大事なことなので繰り返すが、「2023年福缶」のネット予約は11月27日の18時までだ。いつもハズれてしまうという人も、今年は例年より当選の確率が上がっている可能性があるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。皆さんの幸運を祈っているぞ!

参考リンク:2023年福缶
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.