gohatoritanbou

突然だが、スカイフィッシュをご存じだろうか? 魚ではない。超高速で空を飛び回る、棒状の未確認動物(UMA)のことである。そのスピードは……なんと時速280キロ以上! ほぼ新幹線の最高速度と同じ速度で、謎の “棒” が飛び回っているのだ。

その存在が初めて撮影されたのは1995年。場所はメキシコの「ゴロンドリナス洞窟」だった。その後も多くの者がスカイフィッシュの撮影に成功。もちろん日本も例外ではなく、つい先日に発売された『月刊ムー』の最新号にも、まさかの場所で撮影されたスカイフィッシュ写真が掲載されている。どこで撮影されたのかというと……

mu-toukou

──大人の事情で書けないのだが、さらに、ネット版のムーでもボカシが入っているような場所なのだが、雑誌の方は無修正だ。それはさておきさておいて、とにかく今でもスカイフィッシュは現役バリバリで飛んでいる。日本でも……飛んでいるのだ!!

skyfishillustshort

・夢のない話「モーションブラー現象説」

ところがである。いろいろ調べてみると、とある仮説が、さも最終結論のように書かれている。それこそが「モーションブラー現象説」。ざっくり言えば、スカイフィッシュとされているのは “飛び回ったハエなど昆虫の残像(ブレ)” だという説だ。

実際に、“ごく一般的な家庭用ビデオカメラ(秒間30コマ撮影)でハエを撮ったらスカイフィッシュみたいになった” という実験結果もあるらしい……。
30fps

……なんて夢のない話だろうか。大人(おとな)か。現実か!! スカイフィッシュを撮影するためにメキシコ行きまで検討していた私(GO羽鳥)はもちろん、月刊ムー編集部も許すはずがない。ならば私が撮ってやる。モーションブラー現象説をぶっとばせ!!

skymono

・ウエポンは120fps撮影が可能なSHARPのスマホ『AQUOS SERIE mini SHV33』

モーションブラー現象説を打破するためには、30fps(秒間30コマ撮影)より細かく撮れるビデオカメラが必要だ。今のスマホならば60fpsくらいは普通なのだが、それより倍の120fps! 1秒間に120コマも撮影されるビデオカメラを用意してみた。
120fps

その名も『AQUOS SERIE mini SHV33』(以下「SHV33」)。ビデオカメラではなく、SHARPの最新鋭スマホである。もしもSHV33でスカイフィッシュが撮影できたら文句なし。ハッキリクッキリと、羽根が波打つ様子も撮影できるはずである。
shv33

・日本におけるスカイフィッシュのメッカは神戸の六甲山

目的も決まった、機材も決まった。次なる問題は場所である。先述の通り、最初はメキシコのゴロンドリナス洞窟に行こうと準備をしていた私だったが、急転直下の情報が入る。“日本だったら神戸の六甲山がスカイフィッシュのメッカ” だという怪情報だ。

そ、そんなバカな……と思い、すぐに『月刊ムー』の編集さんに裏取りをしてみたところ──

mures

ムー編集部「有名ですね。UFOも出ますが、スカイフィッシュ撮影の例も多いですよー」

──と、まさかの即レス。しかもマジ! ムーが言うんだから間違いない!! その後、さらにスカイフィッシュ情報を調べまくった結果、いくつかの遭遇ポイントが存在することが判明したのだが、今回私が選んだのは以下の2カ所である。

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その1:再度山に近い諏訪山展望台(スカイフィッシュ目撃情報が多く、神戸の景色も一望できるとの情報)
その2:水晶山に近い裏六甲(スカイフィッシュ以外にもキューブ型の未確認飛行物体がよく見られるとの情報)

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すべての準備は整った。あとは現地に行ってスカイフィッシュを撮影するだけ! はたしてスカイフィッシュは撮影できるのか!? 観測結果は動画付きで、すべて次ページ(その2)に掲載だ!

参考リンク:SHARP『AQUOS公式サイト』、『AQUOS SERIE mini SHV33』、ムーPLUS
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.