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“アニメは子供が見るもの” なんて考え方はもう古い。世の中には、大人も子供も楽しめる良作アニメが、星の数程存在している。今回ご紹介する『AIKO』も、そんな作品の1つだろう。タイトルからも想像出来る通り、“アイコ” という名の少女を巡る、日本を舞台にしたストーリーだ。

米制作プロダクションによって作られた本作品。この度、予告編が公開されたところ、その寂しげな世界観や美しい音楽などに、多くの人が惹き付けられているようだぞ!

・悪と戦う日本人少女の物語

「父はよく古い時代の話をしてくれた。悪霊たちが世界を支配していた頃の話を。そして、彼らの時代も終わって、世界は人間のものになったと父は言っていた。でもそれは間違いだったんだ」。

そんな少女の独白からスタートする動画。少女が目を開けると、そこには異形の怪物の姿が……。舞台は日本。時代背景は明らかになっていないが、現代から何百年前もさかのぼった頃だろうと推測される。

一時は平和が訪れたにもかかわらず、少女が成長した頃には世界は再び “悪” の色に染まり、世界は不穏な空気に包まれる。人間と悪霊との戦いなのか、人間自体が “悪” の存在になるのか定かではないが、彼女は世界を救うために不思議な力を身の内に秘めて旅立つ……といった内容のファンタジーと冒険のお話しのようだ。

Aiko and Setsuko in the woods. By @tunamunaluna @evanviera

A photo posted by ROYGBIV (@roygbiv.la) on

・伝統ある「プリ・アルスエレクトロニカ」にて受賞歴もあるスタッフ陣

本作の監督を務めるのはロサンゼルスに拠点を置く制作プロダクション ROYGBIV のエバン・ビエラさん。世界で最も伝統あるコンペティション「プリ・アルスエレクトロニカ」にて受賞経験もある気鋭のクリエイターだ。

ビエラさんは「予告編を作る上で、場面の取捨選択が最も難しかった。ファーストシーズンの脚本はすでに出来上がっている」と語っている。

たった2分程の予告編動画で、多くの人々を魅了しているこの作品。まだ制作は決定していないというが、本編の出来上がりがどれほど美しいものになるかは想像に難くないだろう。

参照元:ROYGBIVPRIX ARS ELECTRONICA2012(英語)Vimeo
執筆:小千谷サチ

▼美しい

▼こちらは「プリ・アルスエレクトロニカ」にて受賞した作品『Caldera』