現在ハリウッドは、空前のミュージカルブームである。人気俳優達が出演する『サウンド・オブ・ミュージック』や『ピーターパン』、『オズの魔法使い』といった作品が次々とテレビで甦り、生放送されているからだ。
そんななかでも、大きな注目を集めているのが、ディズニーの名作アニメを実写映画化する『美女と野獣』だ。主人公ベル役を、映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で大ブレイクした、エマ・ワトソンが演じることでも話題を呼んでいる。そんな、本作のティーザー予告編が公開されたので、作品についても紹介したいと思う。
・実写版『美女と野獣』の予告編が公開!!
1分30秒にわたる実写版『美女と野獣』のティーザー予告編は、まず荒廃した城が映し出され、ゆっくりと扉を開けるベルが登場する。すると、野獣に仕える召使達の「女の子が来たぞ」、「彼女が運命の人なのか」という声が聞こえてくる。
そして、ベルの「ハロー」という声が城に響き渡り、主題歌『ビューティー・アンド・ザ・ビースト〜美女と野獣』のメロディが流れ始めるのだ。次に、一輪のバラに手を伸ばすベルが現れ、「Be Our Guest:我々の招待客に」との言葉で予告編は締めくくられている。
・『美女と野獣』ってどんな映画!?
では、『美女と野獣』について良く知らないという人のために、簡単にストーリーを紹介したい。
心優しく美しいベルは父の身代わりとなり、魔女の呪いのせいで恐ろしい野獣の姿となった、王子の城に幽閉されることになる。心を閉ざし切ってしまった野獣が、ベルと心を通わせることで、ついに愛の軌跡が起こるという感動のファンタジー・ロマンスだ。本作はアニメ作品として、初のアカデミー賞作品賞にノミネートされる快挙を果たした映画でもある。
・実写版には人気俳優が勢揃い!
予告編に姿を見せるのはエマのみだが、野獣役には、イギリス出身の俳優ダン・スティーヴンスが大抜擢されている。彼は、19世紀を舞台にした英ドラマシリーズ『ダウントン・アビー』で注目を浴び、ハリウッドでの活躍が期待されている。
このほか、悪役ガストンには映画『ホビット』シリーズのイケメン俳優ルーク・エヴァンス、召使いの給仕頭ルミエール役には、映画『スター・ウォーズ』シリーズのユアン・マクレガーが配役されている。
ディズニーアニメの実写版なのに、なぜか、主要キャストがイギリス人俳優ばかりで固められているのが興味深い。アメリカでの公開は2017年3月17日だが、日米同時公開となることを期待したいところだ。
参照元:YouTube、IMDb(英語)
執筆:Nekolas
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