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エンターテインメントのなかでも映画は、安く簡単に現実の世界を忘れられる娯楽として、多くの人に楽しまれている。特に、家族で鑑賞できるコメディ映画や、カップルで楽しめるアクションやラブコメ物の人気が高いが、なかには、見た人が動揺してしまうような作品もある。

そこで、海外メディアにより「精神的トラウマになりそうな映画」が選出されたので、日本でDVDレンタル&購入できる作品を5本紹介したいと思う。海外で評価が高い、あの日本人監督の作品も登場するぞ!

1:『時計じかけのオレンジ』(1971年公開)

鬼才スタンリー・キューブリック監督が、暴力や性への欲望と、管理された社会のジレンマを描いた衝撃作。毎日のように、暴力や性行為に明け暮れていた不良グループの首領アレックスは、殺人事件を起こして投獄されてしまう。刑期短縮を条件に、彼は人間の攻撃性を減少させる実験 ‟ルドヴィコ療法” を受け、暴力性を失った人間となって出所するが……。

とにかく、ルドヴィコ療法の描写がショッキングなのである。アレックスが拘束着姿で椅子に縛り付けられ、まぶたをクリップで開かされたまま、残虐な映像を見せ続けられるシーンには目を覆いたくなってしまうのだ。

2:『オーディション』(2000年公開)

海外で評価が高い三池崇史監督が、村上龍の原作を映画化したサイコ・スリラー。妻を亡くした青山は、一人息子と寂しい日々を送っていた。そんなある日、友人の提案で映画製作と称したオーディションを行い、その中から再婚相手を探すことを勧められる。4000人の応募者の中から、青山は麻美を選ぶが、彼女の愛はあまりにも真っすぐで完全すぎるものだった。

筆者の外国人の友人で、この映画を見た人はかなり多いのだが、「最後まで見られなかった……」とか「トンでもない暴力描写が飛び出して、吐きそうになった」などの感想が飛び出している。それだけに、見るにはかなりの覚悟が必要かも!?

3:『イレイザーヘッド』(1976年公開)

本作は、異色サスペンスドラマ『ツインピークス』のデヴィッド・リンチが手掛けた、全編白黒の実験的な作品だ。妊娠をきっかけにメアリーと結婚したヘンリーだったが、生まれてきた赤ちゃんはヒナ鳥のような奇形だった。メアリーは、悲鳴のような赤ちゃんの泣き声にノイローゼになり家を出てしまい、ヘンリーは一人で子育てをすることとなるが……というストーリー。

まるで、前衛的で奇妙な悪夢を見ているような感覚に陥ってしまう作風だけに、なかなか日の目を見なかったという、いわく付きの映画である。

4:『エクソシスト』(1973年公開)


映画を見たことがなくても、タイトルぐらいは耳にしたことがあるのではないだろうか。悪魔に取りつかれた、少女リーガンの悪魔祓いを依頼された2人の神父が経験する、壮絶な悪霊退治が描かれる作品だ。リーガンの頭部が360度回転したり、緑の物体を体内から吐き出たりといった衝撃シーンのオンパレードで、この映画がきっかけで一大オカルトブームが巻き起こった。

2016年秋よりアメリカでは、本作をドラマシリーズ化した『The Exorcist』が放送開始予定なので、『エクソシスト』ブームが再来するかもしれない。

5:『マーターズ』(2007年公開)

最後は、フランス人監督パスカル・ロジェのバイオレンス・ホラーを紹介しよう。少女時代に激しい拷問を受けたリュシーの壮絶な復讐劇を軸に、二転三転するストーリー展開の中、彼女が受けた拷問の真相が明らかになってゆく……。残酷なスプラッター描写の連続で、この手のホラーが好きな人でも、目を背けてしまうと言われている戦慄映画だ。

『エクソシスト』はオカルトホラーの傑作と言われているので、これから夏に向けて、涼しくなるような映画を見たいという人には向いているかもしれない。だが、精神的トラウマになりそうな作品もあるだけに、閲覧には十分に注意して頂きたい。

参照元:YouTubeIMDbgamesradarWhatCulture.com(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.

▼海外メディアが選んだ「トラウマ映画」のなかから、日本でDVDやNetflixなどの映像配信サービスで視聴できる作品を紹介だ! 
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▼こちらは『時計じかけのオレンジ』の予告編

▼『オーディション』の予告編

▼『イレイザーヘッド』の予告編

▼『エクソシスト』の予告編

▼『マーターズ』の予告編