夜ランチ。その名称がすでに意味不明なことは、多くの方がお気づきかと思う。夜ならランチじゃないだろと。サパーかディナーだろと。夜でも「おはようございます」と挨拶する業界人かと。
そんな夜ランチを、「焼肉の和民」が始めた。今や夜にランチメニューを提供している店はそれほど珍しくないが、同チェーンの夜ランチは結構珍しい。なぜなら……
夜ランチ。その名称がすでに意味不明なことは、多くの方がお気づきかと思う。夜ならランチじゃないだろと。サパーかディナーだろと。夜でも「おはようございます」と挨拶する業界人かと。
そんな夜ランチを、「焼肉の和民」が始めた。今や夜にランチメニューを提供している店はそれほど珍しくないが、同チェーンの夜ランチは結構珍しい。なぜなら……
「焼肉の和民」と聞くと、ワタミ時代に注目を浴びた訴訟などのトラブルが今も頭に浮かぶかもしれない。まぁ忖度なしに言えば、イメージがめちゃくちゃ良いとは言い難いチェーンであろう。
しかしながら、私は同店をちょくちょく利用している。ファンとまではいかないが、「この価格でこの味なら全然アリ」と思うことがよくあるからだ。つい先日も、定食を食べようとお昼に立ち寄った。すると……
さすがに「え?」と思うことがありすぎたので報告したい。
つい先日、「焼肉の和民」に久しぶりに行ってみた。前に利用したのが2020年の11月頃だから約2年ぶり。なんでも、最近は同チェーンの全店舗で食べ放題が始まったのだとか。
その食べ放題が2年前とは別モノと聞いたからには味わっておかねばなるまい──と思い訪れたのだが、実際は肉を食べているときよりもメニューを開いた瞬間の方が記憶に残るという結果になった。
居酒屋の「和民」でお馴染みなワタミ株式会社が、現在展開している居酒屋業態の店舗を順次「焼肉の和民」に転換していくという。居酒屋「和民」は消滅し、遠からず「焼肉の和民」になるのだ。コロナによって大人数での宴会が減り、少人数での食事が増えるであろうという予想からで、徹底的な低価格にもこだわっているとか。
発表から読み取れるコンセプト的に、究極の少人数であるソロ焼肉を低コストで食える可能性を感じる。さっそく都内にオープンしたばかりの「焼肉の和民」1号店に行ってみることに。結果としてそれなりに満足はしたものの……やっぱりアレが気になってしまうんだよな……。