「人類みな麺類」の記事まとめ
私の出身地である鳥取県には新幹線が通っていない。そのため実家に帰省する際はまず新幹線で関西へ行き、そこから特急列車か高速バスに乗り換えることになる。結果的に北海道や沖縄へ行くより時間がかかる場合も多く、「なんだかなぁ」って思う。
……という話はおいといて、大阪から鳥取行きのバスに乗ると途中10分間の休憩がある。停車場所は毎回決まって兵庫県の『加西(かさい)SA(下り)』だ。大きすぎず小さすぎない、ちょうどええ塩梅のサービスエリア。
今年のお盆も1年ぶりに加西SA(下り)へ立ち寄ったところ……なんだか “ノリノリなムード” が漂っているのは気のせいだろうか?
私(佐藤)はかねてから大阪発祥の「人類みな麺類」に行ってみたいと思っていた。このお店は、大阪でも屈指の人気を誇るブランドで、2020年に東京・代官山に出店している。コロナ禍で行きそびれている間に、すっかり訪問する機会を逃していた。
その人類みな麺類が、なんとあの一風堂と店舗限定コラボしている! その名も「人類みな一風堂」だ。2023年6月15日~21日までの1週間限定ってことだったので、急いで行ってきたぞ!
先日、ちょっと変わった お店のラーメンをお取り寄せしてみた。店名が『くそオヤジ最後のひとふり』と、なかなかトリッキーな名前なのだが、この店を運営する会社名の方はもはやギャグだった。ズバリ『UNCHI(ウンチ)株式会社』である。
いや、ウンチて! 本社に電話をしたら「はい、ウンチでーす!」とか言うのだろうか。食品を扱う会社としては いきなりオウンゴール(自殺点)を決めているような社名だが、その体当たり精神とユーモアセンス、高く評価したい。
さて、そんな会社が作るラーメンとは、一体どんな味なのだろうか?
「忙しい忙しい、ああ忙しい」そんなあなたに、ぴったりなラーメンを発見してしまった。中国自動車道、加西サービスエリア(下り線)内のフードコート内で販売されている、その名も『世界一忙しいラーメン』だ。
日本一でも関西一でもなく、世界一とは……尋常でない忙しさである。一体全体、どのくらいの忙しさなのか。そもそも、忙しいのにラーメンを食っている場合なのだろうか。よくわからんが、食べてみるしかない!
食い倒れの街、大阪。食い倒れとは「飲み食いに対して贅沢に金を使い、財産をなくす」という意味のようで、昔から大阪には食にうるさい美食家が多いという。今回ご紹介したいのは、そんな街で出会った世界一暇なラーメン屋である……大丈夫、そういう名前の店なのだ。
舌の肥えた大阪人をも唸らせる『世界一暇なラーメン屋』とは……気になった方も多いはず。というわけで、世界一暇なオッサン(筆者)が大阪まで調査に行ってきたので報告したい。