海外の一人旅に危険はつきもの。特に女性が狙われやすいのは間違いないが、男性一人でもピンチな状況に陥ることはたまにある。あれは今から8年ほど前のこと。トルコの観光地カッパドキアへ男一人で行った時のことだ。
トルコ現地のツアー会社がオススメしてくれたホテルへチェックイン。やたらと薄暗い「赤い部屋」で気にはなったが、荷物を置いて近所をパトロール。そして部屋に戻ってトイレに入ると……
海外の一人旅に危険はつきもの。特に女性が狙われやすいのは間違いないが、男性一人でもピンチな状況に陥ることはたまにある。あれは今から8年ほど前のこと。トルコの観光地カッパドキアへ男一人で行った時のことだ。
トルコ現地のツアー会社がオススメしてくれたホテルへチェックイン。やたらと薄暗い「赤い部屋」で気にはなったが、荷物を置いて近所をパトロール。そして部屋に戻ってトイレに入ると……
不要になったバイクを売ろうとしたとき、あなたはどこに売ろうとするだろうか? ネットが発達した今の時代ならネットオークションで買い手を探すという手もあるし、買取業者の買取価格比較なんかもできたりする。だが、ネット以前の時代には、売る側の選択肢は限られていた。
近所のバイク屋に売るか。バイク雑誌の「売ります」コーナーに住所さらして投稿するか。個人間売買情報雑誌などで買い手を見つけるか。はたまた「無料で出張査定! 高価買取り!」などと太文字で書かれているバイク買取業者に頼むか、だ。
よく「いらなくなったテレビ、パソコン、冷蔵庫ぉ、すべて無料でひきとります〜♪」などと放送しながら走っている軽トラックを目撃する。俗にいう廃品回収車という業者である。有料の粗大ごみも無料で引き取ってくれるなんて、なんという優しい人達だろうか。
……と思いながら数年前、私(筆者)は古くてデカくてやたらと重いファックスを抱えながら軽トラックに駆け寄った。そして「これ、引き取ってほしいんですけど! ハァハァ」とトラックの運転手さんに言ってみると、思いがけない回答が返ってきたのである。