スパ! マー語(マサイ語)はもちろん、ケニアの公用語であるスワヒリ語、そして英語、さらに最近は……なんと日本語まで覚え始めたマサイ族のインテリ戦士・ルカだ。「arigato」って、アッシェオレン(ありがとう)って意味なんだろ? アリガト!!
さてさて、そんなオレたちマサイ族が、どんな教育を受けているのか気になる人も1人や2人はいるだろう。つーことで今回は特別に……マサイの未来を担う天才児、オレっちの娘ちゃん(6歳)のテスト答案用紙をご披露しようかと思う。ビビるぞ。
スパ! マー語(マサイ語)はもちろん、ケニアの公用語であるスワヒリ語、そして英語、さらに最近は……なんと日本語まで覚え始めたマサイ族のインテリ戦士・ルカだ。「arigato」って、アッシェオレン(ありがとう)って意味なんだろ? アリガト!!
さてさて、そんなオレたちマサイ族が、どんな教育を受けているのか気になる人も1人や2人はいるだろう。つーことで今回は特別に……マサイの未来を担う天才児、オレっちの娘ちゃん(6歳)のテスト答案用紙をご披露しようかと思う。ビビるぞ。
スパ! スパはマー語(マサイ語)で「こんにちは」って意味なんだけど、スーパーつったらスーパーマーケットを連想するわな。そんで、スーパーで買い物したら、ふつうはポリ袋(ビニール袋)をもらえるわな。でもこれ、ケニアでは違法なんだぜ。
実はな、ことし2017年の8月くらいから、ケニアではポリ袋の製造、販売、そして使用までをも禁止する法律が可決されたのよ。違反したらブタ箱な。それも最大7年間の禁固刑だ。もしくは最大200万ケニア・シリング(約227万円)の罰金だから要注意な。
スパ! 思わせぶりなタイトルでポレ(Pole / スマン)な。ルカだ。百獣の王ライオンとの決闘で1勝したこともあるうえ、ライター業で稼いだ原稿料で「村の枯れた井戸」を見事に復活させた実績もある、誇り高きマサイ族の戦士・ルカだ。
今回のマサイ通信、重大な発表があるぞ。オレ、村の井戸を直したあと、「マサイ通信シーズン2」とも言うべき次の目標を発表しただろ。ゴー(羽鳥)と一緒に考えた目標、それは「もっとデカい井戸を直す」ってことだったじゃん。
でも、それ、ヤメるわ。というのもな……
スパ! さ〜て、日本は秋……を通り越して冬みたいに寒いらしいな。急激な気温の温度差に気をつけろよ。くれぐれも体調を崩さないようにな。特に風邪には要注意。
もちろんケニアの僻地で暮らしているオレたちマサイ族も、風邪……じゃなくて風には常に注意している。たまに発生する強い風、それもグルグルと回りながら近づいてくる強い風……そう、竜巻には気をつけている。たとえば、つい先日のことだ。
スパ! 学校に通ってるみんな、まじめに勉強してるかな? グレていたりはしないかな? 不良になるのは結構だが、勉強だけはちゃんとやれよ。集中して勉強できるのは今しかないし、勉強できる環境があるってことにも感謝しなきゃいけねえよ。
つーことで、今回紹介したいのは、学校に通うマサイの子たちの写真集だ。勉強できるチャンスをおろそかにする子なんて、ここにはいない。みんな、よく遊んで、よく食って、まじめに勉強しているぞ。なぜなら勉強したほうが絶対に得するからな。
スパ! みんな、いま何を見ている? まぁこの記事だろうけども、空も見てるか? ちょいちょい空も見上げているか? ためしに今、空を見上げてみるといい。いま日本は夜だから、きれいな月が空に浮かんでいることだろう。月が綺麗ですね。
そんな綺麗な空が見れた時には、思わず写真を撮りたくなる。そして、それをSNSにアップしたくもなる。「今、空が綺麗だよ!」って気持ちを込めて「#イマソラ」なんてタグを付けたりしてな。つーことで、今回はマサイのイマソラ写真をお届けしよう。
スパ! チッス。チィ〜〜〜〜ッス。今日は土曜日、週末チィ〜〜ッス。しかも月末チィ〜〜〜ッス。ティス、ティェ〜〜〜ッス。こうオレが書くと「チィ〜ッス」って言葉もマー語に聞こえるかもしれないけれど、単にナメた口調で挨拶してるだけな。
まァそんな事も言いたくなるくらい、こっち(ケニア・アンボセリ)の時間はマッタリよ。あせらない。たまには何も考えずにゆっくりしろって。オレの村の写真を見てもらえればわかると思うけど、常日頃から超まったりした時間が流れているよ。
スパ! 元気か? ルカだ。ライオンに1勝したこともあるマサイ族の戦士・ルカだ。そして、もうひとつ誇らしい自己紹介が、つい最近、加わった。「ロケットニュース24の原稿料だけで枯れた井戸を復活させたこともあるマサイ族ライターのルカ」だ。
いずれにしても、オレは勝った。だが! また新たな挑戦をしなければならないようなのだ。というのも、やっとこさ直った井戸なんだけど、実はひとつだけ問題があるんだ。答えは水。そう、水の味だ。なぜか、ちょびっと、しょっぺえんだ( ;∀;)
スパ! ありがとう、ありがとう。マー語で言うならアッシェ オレン アッシェ オレン……ってな!! まー、みんなが「おめでとう!」「オメ!」と言ってくれてる。ナニにオメなのかっつーと、オレの村の枯れた井戸が直ったことに対してのオメな。
嬉しいな。嬉しいなったら嬉しいな。みんなが喜んでくれているってことが嬉しいよ。あ、でも、もちろん水が出たことも嬉しいよ。命にかかわる問題だからな。つーことで、今回は歓喜の写真集をお届けしようかなァ〜なんて思ってる。
スパ! 今回のマサイ通信は、記念すべき連載100回目。正直、まさかここまで続くとは思っていなかっただろ? でも続いた。なぜならオレたちには極めてシンプルな目的があるからだ。オレの住んでるマサイの村の、枯れた井戸を直すって目的がな。
スマホで写真を撮りまくって、ネットで日本のゴー(羽鳥)に送って会話して、それをゴーが記事にして、稼いだ原稿料の一部を貯金して……って100回続けた。途方もない挑戦だったけど……ついに、ついに、マサイの村の枯れた井戸が復活したんだ!!
スパ! もう覚えたよな。マサイの言葉(マー語)で「こんにちは」だ。では、マー語ではないけども、ケニアの公用語であるスワヒリ語での諺(ことわざ)、「チュルル、シ、ンド! ンド! ンド!」の意味は覚えているかな? 何度か教えたぞ。
あえて日本語で表現するなら「雨垂れ石を穿つ」、つまるところ「継続は力なり」だ。てな感じで、マサイ通信も連載99回目。まさにチュルルシンドンドンドの99回目だ。そして、もうひとつ覚えているかな? オレがライターになった目的を。
つーことで今回は、オレが今まで貯めてきた原稿料……すなわち、「マサイの村の井戸を修復するための貯金額」を発表したいと思ってる。
スパ! みんなは剃毛(ていもう)しているかな? ヒゲだったり、ワキ毛だったり、眉毛だったり、はたまた……ハッハァ〜〜〜(Hahaaaaaaa)!! 言わせんなよ。
もちろんオレたちマサイの戦士も、ジョ〜リジョリと剃毛をする。頭だから剃髪(ていはつ)っていうのかな? どっちでもいいんだけど、ともあれ、剃毛する時に使うモノを紹介するよ。カミソリは当たり前として、あとひとつ……それは、ミルクだ。
スパ! 突然だけど、「光あるところには影がある」っつってな。陰陽(いんよう)っていうかな。世界もそうだし、人間もそうな。ふだんは明るく見える人も、家に帰ったら……なんてのもあるだろう。ともかくこの世の中は、そういう風にできている。
もちろんマサイ族にも影はある。光もあるけれど、影もある。今回紹介する写真集は、そんな「影」にスポットを当ててみたいと思ってる。というのも、ゴー(羽鳥)が「ルカの写真って、影が良い感じで効いてるよ」って褒めてくれたんだよね。
スパ! みんな、お酒は好きか? マサイ族も、お酒は飲むぞ。たまにな。オレは下戸(げこ)だから飲めないんだけど、酒豪のマサイ族ってのもいるんだぜ。それはさておきさておいて、つい先日、ゴー(羽鳥)から、こんなことを聞かれたんだ。
「マサイ式の『二日酔いの対処法』を教えてくれ」
とな。いろんな二日酔いの対処法が載ってる記事に触発されたんだろうけども、OKだ。教えてやろう。もしもマサイ族が二日酔いになっちまったら……答えはこうだ。
スパ! 突然だけど、「インバウンド」と「アウトバウンド」って言葉、知ってるか? 実はオレも詳しくないんだけど、観光業とは切っても切れぬ重要ワードだ。
さらに、「チャイナマネー」って言葉もまた、今の観光業にとっては超ベリーインポータントなワードだな。てな感じで、これまた突然なんだけど、オレらが住むマサイの村に遊びに来る外国人観光客のベスト5を発表しちゃおっかなー、なんつってな。
スパ! もうすぐでマサイ通信も連載100回目を迎えそうだから、ここらで「マサイ通信のできるまで」を解説しようと思う。なにせ日本とケニア、それもケニア僻地のアンボセリ、さらにはマサイ族とのコラボという、とんでもなくグローバルな連載だからな。国際的なメディア、ならびに編集者のみなさまは特に注目してほしい。
それでは以下が、マサイ通信が出来上がるまでの手順ならびに詳細だ。
スパ! みんなは動物と一緒に暮らしていたりするのかな? 人間も動物だけど、人じゃない。ネコちゃんだったりワンちゃんだったり。ウサギやカメって人もいるだろうし、鳥類や魚類や爬虫類、はたまた昆虫と一緒に住んでるゾって人もいるだろう。
もうみんな知ってるとは思うけど、オレたちマサイ族もまた、動物と一緒に暮らしている。いろんな動物がいるんだぜ。牛にヤギにヒツジにロバ。ニワトリもいるし、犬もいる。今回のマサイ通信は、そんなオレらマサイ族と動物たちの写真集だ。