スパ! もうすぐでマサイ通信も連載100回目を迎えそうだから、ここらで「マサイ通信のできるまで」を解説しようと思う。なにせ日本とケニア、それもケニア僻地のアンボセリ、さらにはマサイ族とのコラボという、とんでもなくグローバルな連載だからな。国際的なメディア、ならびに編集者のみなさまは特に注目してほしい。

それでは以下が、マサイ通信が出来上がるまでの手順ならびに詳細だ。

【マサイ通信のできるまで】

1. オレ(マサイ族の戦士ルカ)が、日本のゴー(羽鳥)に写真を送る

2. ゴーが「この写真、なに?」とか質問してくるからチャットで会話

3. あとはゴーが記事を書く

──以上。オレから写真を送るのではなく、ゴーから「こんな写真を撮ってこい」なんてリクエストが入る時もあるけど、オレの仕事は基本的に「写真を送るだけ」だ。初日の出の写真とかは、完全にリクエスト。わざわざ早起きして撮影したんだぜ。

会話するヒマもないくらいに忙しい時は、ストックされている未公開のオレ撮影の写真をゴーが見て、勝手にテーマを決めて「写真集」って出す時もある。ギャル写真集」とか「キメポーズ写真集」とか、「オシャレ写真集」とかが、それにあたる。

んで、今回紹介するのは、上のパターンにすら当てはまらない写真集、題して「努力はしたけどネタとして転がせなかった写真集」だ。ようするに、平たく言えばボツ写真なんだけど、それすら無駄にしないのがマサイ通信イズムなんだぜ。オレセリ!

Report:ルカ(マサイ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

 

★こちらもどうぞ → シリーズ「マサイ通信