
もはやこれはちょっとした事件といっていいかもしれない。
日本でもわりとメジャーになった「𰻞𰻞麺(ビャンビャン麺)」だが、外で食べるとなると専門店などに行くしかないのが実情だ。
そんな中、町中華チェーンの「れんげ食堂Toshu」がやってくれた。「蘭州牛肉ビャンビャン麺」が新たに登場したのだが、これが想像を上回る本格的なおいしさだったのだ。なにはともあれ、10mmの幅を持つ麺だけでも見ていってほしい。
・澄んだスープに10mmの幅広麺
これまでもビャンビャン麵を何度かメニューに取り入れている「れんげ食堂Toshu」。実は私、ビャンビャン麵を使った「油溌(ヨウポー)麺」を過去にレビューしているのだが、これが実に良い意味で期待を大きく裏切られるおいしさであった。
では、新作の「蘭州牛肉ビャンビャン麺」はどうか。
こちらは汁なしのヨウポー麺とはまた違い、透き通ったスープに大根、自家製ラー油、パクチー、手打ち麺が特徴となっている。中国・甘粛省蘭州市を発祥とする伝統的な「蘭州牛肉麺」を踏襲しているようだ。
なんといっても、注目したいのが「麺」! ビャンビャン麺は太いものだと幅が30mmほどもあるようだが、「れんげ食堂Toshu」のは10mm程度。それでもじゅうぶん幅広であるし、麺の両端がピロピロしているのがビャンビャン麵ならではだ。
・チェーン店でここまで本格的!
まずは透き通ったスープを口にしてみると、牛だしが効いた塩味がすっと入ってくる。ラー油が入っているため多少の辛みはあるものの、雑味がなくて飲みやすい。
麺はもちっとしていて、弾力ある食感。麺だけでなく薄切りの牛肉や大根にもスープが染みていて、噛むたびに旨味が広がっていく。
そんな中、よいアクセントになっていたのがパクチー。独特の風味と香りが、さらなる異国情緒を醸し出していた。私は今回、+110円で「パクチー増し」にしたのだが、パクチー好きな方にはぜひともおすすめしたい。
見た目、味わいともに、これはもはや中国の屋台で出てきてもおかしくないクオリティな気がするがどうだろう。まぁそれは大げさすぎるにしても、大衆的な町中華チェーンで中国のマニアックな麺が味わえて、しかもここまで本格的っていうのは、やはり自分的にはちょっとした事件と言えるかもしれない。
「蘭州牛肉ビャンビャン麺」は税込み913円、「パクチー増し」は1023円で期間限定販売中だ。私のように異国の味が好きな人にはハマること間違いなし。悪いこと言わないから、だまされたと思ってぜひ一度食べてみてほしい!
参考リンク:れんげ食堂Toshu
執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:Rocketnews24
鷺ノ宮やよい








































