中国からアジアに広がった文字「漢字」。一説によると辞書に収録されていないものも含めると、10万以上もあると言われている。そんな中国の漢字で「最も難しい漢字」と呼ばれる字をご存知だろうか?

先日、その文字を書いた動画が Twitter で公開され話題となっているのだが、何これ複雑すぎィィィィ!!!! その総画数なんと56! 中国人さえ読めないという幻の漢字は……コレだ!

・中国で「最も難しい漢字」がヤバすぎる!

まずは、その動画を見てみよう。……な、なんだコレは!? 「ウかんむり」に、漢字の「ハチ」、“いとしい(糸)いとしい(糸)と言う馬” に、長がふたつ、最後に しんにょうを書いて……って、なんと複雑な漢字なんだ! 書き順もこうだったのか……。

そう思ったのは日本人だけでなく、中国人とみられるネットユーザーからも驚きの声が多くあがっている。なにせ動画公開3日後には、Twitterで14万RTオーバーだ! 

・書いたのは書道家の青柳美扇さん

この動画を公開したのは、書道家の青柳美扇(あおやぎ びせん)さん。書道パフォーマーとしても広く活動しており「躍動感あふれる力強い、凄まじいオーラを放つ圧巻のパフォーマンスを世界各国で披露している」とのこと。また、ネットで北川景子さんに激似とも話題になった。

Twitter や Instagram を見てみると、この「最も難しい漢字」のほか、さまざまな書の動画が投稿されている。書道というと、敷居が高そうなイメージもあるが、こんなお茶目な投稿もされているとは!

・陝西省の独自の漢字らしい

ちなみに、この漢字の読み方は「biang2(ビィアン/ ビャン)」。中国・陝西省の麺料理名にのみ使われる “方言漢字” だそうだ。中国の権威ある字典にも収録されていないという。どうりで中国人も読めないと言われるわけである。

なお、そんな難しい文字を使う料理はというと……ベルトほどの幅がある麺料理だった。漢字に似合わず、どシンプル。 思わず中国人、いや陝西人に「なんでこんな字作っちゃったんだよ!?」と言いたくなるほど。 

だが、美扇さんの美しい筆運びを見ていると、この一画に、このしんにょうに、馬に、心に、ひとつひとつにストーリーが隠されている気がするから不思議! じーっくり見てみると何か見えてくるかもしれない!!

参照元:青柳美扇公式サイト、Twitter @aoyagibisen‏, used with permission.
参考リンク:中国網科学網(中国語)
執筆:沢井メグ

▼こちらがその動画

▼ビャンビャン麺。こんなシンプルそうな料理なのに……漢字、難しすぎ!

Photo:Wikimedia Commons

▼青柳美扇さん、ニコ生で北川景子さんに激似と話題に! 海外でもメッチャ人気の書道家なのだ