今季の福袋は始まりが早い。2024年を待たず、バンバン販売されている。奇抜商品を開発・販売するレアモノショップの「サンコー」も例外ではなかった。

年明けの福袋(予約商品)とは別に、店舗限定で「冬の福袋」を売り出していたのである。気になったので1つ買ってみたところ、余裕で想像を超えてきた。さすがだ、サンコー!

・サンコー「冬の福袋」

今年の “早” 福袋の影響は、秋葉原にも及んでいるはず。私(佐藤)はそう睨んでいた。

「秋葉原 福袋」と検索すると、少数ではあるが販売しているお店を見つけることができる。情報を明かさずに、店頭のみで販売している店もあるに違いない。

ということで秋葉原に出かけて、サンコー秋葉原総本店に直行すると……


やっぱりあった! サンコーは世間の動向に敏感だ、そうでなければ、独創的な品々を生み出せないもんな。


在庫限りで価格の異なる福袋が売られていたので、その中から1番安い税込8000円のものを購入、中身は2万円相当とのこと。何が入っているのかな~?


この紺色の袋は、福袋のすべてではない。別にもう1個ついてきた!


全部が1袋に入りきらなかったらしい。袋に福が入っているから「福袋」なのに、福がはみ出してしまってるじゃないの!


はみ出したものは各福袋に付属する「選べるメイン」の1つである。8000円福袋には、「電気ティーポッド」か「2段式超高速弁当箱炊飯器」が付いてくるとのことだったので、炊飯器をチョイス。そのほか4つの製品が紺色の袋の中に入っていたものだ。



ひとつずつ紹介すると、まずはクローゼット用アロマディフューザー「ぽわりん」(販売価格3280円)。


それから、超小型卓上乾燥機「パラソルドライハンガー」(販売価格3980円)。


夏場に重宝しそうな、缶をキンキンに保冷「USB CanCooler」(販売価格4480円)。


最短6分でゆでたまごを作れる、卓上で簡単ゆでたまご「超高速エッグスチーマー」(販売価格3480円)。


そして炊飯もおかずの加熱も同時にできる、2段式超高速弁当箱炊飯器(販売価格7980円)である。通常の販売価格は合計2万3200円。それが8000円で購入できたので、かなり得した!



せっかく購入したので、高速弁当箱炊飯器を使ってみた。炊飯時間は15分。米と適量の水を下の段の容器に流し込み、上の段でカレーを温めてみた。


米が少し緩めに炊きあがってしまったけど、ちゃんと炊飯することができている。水の量は米の銘柄によって、多少調整が必要かもしれないな。それでもセットしてスイッチを入れるだけで、ご飯もおかずも出来上がるのはとても便利。料理する気が起きないときに、重宝しそうである。


独特な商品開発に定評のあるサンコーは、年明けにどんな福袋を販売するのだろうか? 今から楽しみだ。


・今回訪問した店舗の情報

店名 レアモノショップサンコー 秋葉原総本店
住所 東京都千代田区外神田3-14-8 新末広ビルB
時間 10:30~19:30
定休日 年末年始

参考リンク:サンコー
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24


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