「築地銀だこ」の福袋はおトクである。何も言わず買うべき。


以上、記事終わり。


さすがに職務放棄で怒られそうなので実行は無理だが、そうも言いたくなるほどシンプルにトクであり、実用的であり、毎年安定しており、消費者に優しいのが銀だこの福袋だ。

ラインナップは税込1100円、税込3300円、税込5500円の3種類。物価上昇など「企業努力だけでは吸収することが難しい状況となり」ということで、昨年よりも税額分アップしているが、むしろ筆者は「価格改定」を明示しているところに好感を抱いた。

どれを選んでも「購入金額以上のたこ焼引換券が必ず付いてくる」ので安心して買って欲しい。


・「とにかくお得な!! 福袋」(税込 3300円)

「ぜったいお得な!! 福袋」「とにかくお得な!! 福袋」「いちばんお得な!! 福袋」 のうち、今回はミドルクラスの「とにかくお得な!! 福袋」(税込3300円)をご紹介。その内容は……

・たこ焼1舟引換券 × 7枚
・たこめしの素 × 1個
・毎月使える100円引きクーポン券 × 12枚
・スタンプ1個プレゼント券 × 3枚

以上で合計6816円相当、なんと最大で3516円もおトクになるセットだ。

まずは毎年お馴染み「たこめしの素」。炊飯器がしばらく海の香りになるのが難点なのだが、簡単に美味しい「たこめし」ができるぞ。



そしてメインとなる「たこ焼引換券」。今年のデザインは銀だこのイメージの赤ではなく、門松のグリーンが目を引くカラーリングで、なんだか新鮮だ。店舗限定商品やコラボ商品など、通常商品ではない商品は対象外となるが、たこ焼8個入りと交換できるチケットだ。

ポイントは「好きなたこ焼」と交換できること。つまり、トッピングがふんだんに使われた豪華な商品を選ぶとおトク度がアップする。

チケット7枚で、たこ焼5236円相当にあたり(おそらく交換対象の価格が上がっているため)昨年よりも価値がアップ。有効期限は2024年6月30日までたっぷりある。


引換券を使い終わってしまっても楽しみは続く。「毎月使える100円引きクーポン券」が12枚(12か月分)あるので、その後も毎月100円引きでたこ焼を買える。


「スタンプ1個プレゼント券」は、その名のとおり会員カードにスタンプをボーナスで押印してもらえるチケット。普段商品を購入しないとゲットできないスタンプを、タダで加算できる特典だ。

スタンプがたまるとランクアップし、その度にたこ焼と交換できる。有効期限のない稀有(けう)な会員システムなので、たまにしか来ない、という人でも作っておくべき。



・店舗ごとに販売方法が異なることに注意

このほか、ボリュームの異なる2種類の福袋がある。同梱されるチケットの枚数に差があるもので、構成に違いはない。

注意したいのが、銀だこの福袋は販売開始日、販売場所、商品種類、準備数などが店舗ごとに大きく異なること。

筆者の知る範囲でも、12月中から先行販売を行った店舗、元旦の営業時間から販売開始した店舗、通常商品とは別に福袋だけを販売する時間をもうけた店舗などがある。また、全国の築地銀だこ店舗が基本となるが、近隣特設会場で販売するケースも。

グルメ系福袋の中でもかなり店舗ごとの振れ幅が大きいので、在庫の有無などは最寄り店に確認するのがおすすめだ。


参考リンク:築地銀だこ
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.