つい先日、カルディコーヒーファームの前を通りかかったときのこと。店頭でいくつかのお値打ち商品が売り出されていた。中でも私(サンジュン)の目を引いたのが『グレープフルーツの缶詰』である。

桃やパイナップルと比較するとグレープフルーツはさほど缶詰のイメージはないが「もしかしたらコレは美味しいかもしれない」と直感した。なぜならコストコの「ルビーレッドシラップづけ」がめちゃめちゃウマいからである。

・激レア「ルビーレッドシラップづけ」

店舗やタイミングにもよるが、コストコの「ルビーレッドシラップづけ」がかなりレアな商品であることは間違いない。個人的には「ツチノコかよ!」と思うほど「ルビーレッドシラップづけ」とは縁がなく、見つけたら即買いしている商品だ。

「ルビーレッドシラップづけ」はその名の通りグレープフルーツ(ルビー)をシロップ漬けにしたカップフルーツで、これがマジで最高! ほのかな苦みとシャキシャキとした粒立ちの良さは「コストコ最強レベルのウマさ」と断言しよう。

・カルディは缶詰

カルディで発見した『グレープフルーツの缶詰』もグレープフルーツをシロップ漬けにしているようだから、基本的にはコストコの「ルビーレッドシラップづけ」と変わるまい。正式な商品名は『サンスクイーズ グレープフルーツ』で、セール価格は248円であった。

ちなみに原産国は「エスワティニ王国(旧名スワジランド王国)」という、南アフリカとモザンビークの間に位置するアフリカの国家である。日本への輸出品で最も多いのがグレープフルーツで、2016年は日本への輸出が21%を占めていた……と、Wikipediaに書いてあった。

それはどうでもイイとして、コストコ会員でさえ手に入りにくい「ルビーレッドシラップづけ」の代替品がカルディで買えるなら最高! というわけで『サンスクイーズ グレープフルーツ』を食べてみることにした。

・あ、ウマい!

で、まず驚いたのがそのボリューム! ザルにあげるとメチャメチャ入ってる!! 内容量は411グラムだが、シロップを抜いてもかなりの量のグレープフルーツが詰まっていた。はい、ありがたい。

そして味も上々! というか、めっちゃウマい!! ほろ苦いグレープフルーツとそこまで甘くないシロップのコンビネーションは絶妙で、これは無限に食べられるやつ! 味そのものはコストコの「ルビーレッドシラップづけ」と比べても遜色はない。

一方で果肉のシャキシャキ感は「コストコの方が上かな?」と感じた。製造方法なのか? グレープフルーツの種類なのか? 理由は不明ではあるものの、全く同じ値段で2つの商品が並んでいた場合、私ならコストコの「ルビーレッドシラップづけ」を選ぶ。

……が、その差は誤差程度なので特にコストコ会員でない方や、コストコ会員でも「ルビーレッドシラップづけ」と巡り会えない方には自信を持ってカルディの『サンスクイーズ グレープフルーツ』をオススメする。冷やして食べたらマジで最高だ。

こういうことを言うと育ちの良さがバレてイヤなのだが、グレープフルーツは薄皮まで剥いて食べるのが1番ウマい! 我が家では母が剥いてくれてました!! グレープフルーツをほじくって食べている人にも『サンスクイーズ グレープフルーツ』を1度ご賞味いただきたい。

参考リンク:カルディコーヒーファームWikipedia
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.