コストコ会員のみなさんにお伺いしたい。あなたにとっての「コストコBEST商品」は何だろうか? 数が数だけに悩ましいところだが、私、P.K.サンジュンのコストコBESTは「スルメスティック」である。ぶっちゃけ最近は「レッドグレープフルーツ」が1位になりつつあるが、スルメスティックが超優秀な商品であることは間違いない。

その「スルメスティック」と同ジャンルで、同じくらい有能な商品が今回ご紹介する『炙りいわし』である。ズバリ申し上げて「スルメスティック」がお好きな方は『炙りいわし』も絶対に買いだ。どちらか1つとか言ってる場合じゃない、両方買いである。

・王者「スルメスティック」

コストコの裏エース「スルメスティック」をご存じの方はどれくらいいらっしゃるだろう? まあ、裏エースは私がそう言っているだけなのだが、1度でもスルメスティックを食べたことがある方ならば、そのウマさ……というより “中毒性” をご存じのハズだ。

スルメはスルメなので天にも昇るウマさとは言わないが、手が止まらない度は “無限ループ” と断言してイイ。ウソなしで我が家では最盛期、スルメスティックを毎回5箱購入していた。大げさに言えばコストコには、スルメスティックを買いに行っていたようなものである。

・新商品「炙りいわし」

そのスルメスティックの強力なライバルとなりそうなのが『炙りいわし』だ。要するに甘じょっぱい系のいわしの珍味なのだが、これがめちゃめちゃウマい! 無限ループ度で言えばスルメスティックと互角の勝負ができるのではないだろうか?

それもそのハズ、炙りいわしはスルメスティックと同じメーカー「合食」が販売している。スルメスティックの完成度を考えれば、炙りいわしが激ウマなのも ある意味で当然の話。合食様、いつもほんとうにお世話になっております。

・スルメスティックの兄弟分

で、具体的にどう美味しいのかというと、1つは食感がとてもイイ。原材料はベトナム産のいわしを使用してるとのことで、サイズはだいたい5センチほどだろうか? 手のひらサイズ……というよりは、子供の手のひらサイズである。

だがしかし、1つ1つにムチッとした適度な弾力があり、丸ごとついてる骨も全く気にならない。なんならちょっといいアクセントにさえなっている。硬くはなく、かといってペラペラでもない絶妙な食感だ。

加えて、甘じょっぱい味付けも同じく絶妙。全体的にはやや甘めの味わいだが、後味は塩分が勝っている。これが後引く味の最大の理由で、1度食べ始めたら相当強い意志が無いと食べる手を止めることは不可能だ。

・両方買うべし

どちらかというと塩分が強めで、途中で甘いものを挟みたくなる「スルメスティック」と比較して、『炙りいわし』は単体で無限ループができる。とはいえ、スルメスティックのあの噛み応えを無視することは出来ず、この勝負 “引き分け” とさせていただきたい。

とにもかくにも、コストコの『炙りいわし』は新人王確定のゴールデンルーキーである。酒のつまみとして、またお子様のおやつにもピッタリだ。『炙りいわし』は税込1388円、スルメスティックの真横で販売中なので、個人的には “両方買い” を推奨したい。


オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆☆(こっち系が好きな人には超オススメ。最高)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(最低でも2つは買う)
オススメシチュエーション: お酒のつまみとして、またお子様のおやつにどうぞ。


参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.