
我ながら「食への冒険心」はわりと高い方じゃないかと思う。話のタネになるしなあと思って、流行りの食べ物や、外国の食べ物などはなるべく食べるようにしている。
トレンドチェックのために、ナウなヤングが集う新宿のルミネエストに行ったところ……7階のレストラン街で映えに映えまくったフードを見つけた。
パッと見は南インドのカレープレート「ミールス」のよう。ワンプレートの中央にはなんと水色のご飯、そのまわりを赤や緑、黄色のサラダのようなもの取り囲んでいる……。まるでプレートの上が原宿みたいだ……。
なんでもこれは「カオヤム」というタイ料理らしい。めっちゃ気になる……ということで速攻で食べてみたのだが、あまりにも未体験すぎる味だったのだ。
・美食の国 タイのライスサラダ
そもそも、私の食への好奇心を最初に刺激したのは「タイ料理」だった。たしか小学生のころ、無印良品のカップスープで初めて「トムヤムクン」を食べて、母と二人でどハマリ。甘い・辛い・酸っぱい、すべての味が押し寄せてくる、まさに異国の味に魅了された。
「ガパオ」とか「パッタイ」とか、タイ料理は美味しいものの宝庫。この青いご飯のプレートもさぞかし美味しかろうと期待しまくった。
今回訪れた店の名前は「アジアンダイニング PRIMO」。
デザートや副菜がついた「カオヤムセット」の価格は1680円。
説明によると、「カオヤム」はタイ南部の料理で生野菜とハーブを使ったライスサラダみたいなものらしい。たしかに野菜たっぷりだしヘルシーそうだし……って
ん〜〜〜〜〜〜!?!?
レーズンに小豆に……
グレープフルーツに!
オレンジに!!
イチゴ!!!!
よく見ずに注文してしまったけど、このプレート、めっちゃフルーツだらけやないか。雑穀とプチトマトとパプリカとカボチャだと思いこんでたけど……。まさかレーズンとピンクグレープフルーツイチゴとオレンジだったとは。
ちなみに、ご飯の青い色はバタフライピーというハーブで色付けしたもの。特に味や香りに変化はない。
他にもカシューナッツや紫キャベツ、鶏肉、いんげんといった具材もあるものの、圧倒的にフルーツ系が多勢である。
・どうやって食べるのか?
いやいや、昔のカフェ飯でよくあったような感じで、ワンプレートにデザートまで全部まとめて載せたパターンという可能性もある。店員さんに念のため、食べ方を聞いてみたところ……。
「具材とご飯をすべて混ぜて、付属のソースをかけてお召し上がりください」
とのこと。お好みで混ぜながら……とかじゃなくて、本当に全部混ぜるんだ。
よし、郷に入らば郷に従えだ!! ということで……フルーツも野菜も鶏肉も、すべて青いご飯に混ぜる。
カレーに入ってるレーズンだっておいしい、パイナップルの酢豚だっていける、きっとこれも食べたら魅惑のマリアージュが広がるに違いない。だって美食の国・タイの料理なんだから……。
そう自分にいい聞かせながら、野菜とご飯とフルーツをひたすら混ぜた。
・イチゴとご飯への得体のしれない忌避感
しかし、オレンジやイチゴがご飯にのる違和感というか、決してやってはいけないことをしているような抵抗感がすさまじい。
おはぎだって米に甘いあんこをつけるじゃないか。いちご大福だって、元をたどれば米とイチゴとあずきじゃないか。米の上にイチゴが乗ったっておかしくはないはずなんだ……。
仕上げに、甘辛い味噌のような風味のするソースをかける。
やはりここでも抵抗感がある。フルーツの入ったサラダだって食べたことがあるはずなのに。
めっちゃフルーツ多いけど、きっと美味しいはず。この食べ物を否定するのは世界の食文化を否定することになる。そしてトレンドについていけなくなっていることを認めるようなもの……!
・美味いのか!? それとも……
そしてできあがった「カオヤム」をひとくち……。
私の感想を一言だけ述べるとしたら「世界は広い」というものだった。
まったくもって私の知らない味がしたのだ。
まず、野菜や鶏肉、ご飯をソースと一緒に食べるのは、新しいライスサラダという感じでかなりイケる。ソースが味噌っぽい風味だから、ご飯に合うのだと思う。
そして、意外なことに、オレンジとグレープフルーツとレーズンはそこまでの抵抗なく食べられた。好き嫌いは分かれそうだけど、ほのかな酸味と甘味がアクセントっぽくなるというか。
しかし……。イチゴ! イチゴだけはどうしても無理だった。
イチゴの甘い香りがここまで主張してくるとは思わず、イチゴといっしょにご飯と野菜を噛みしめると、脳からエマージェンシーコールが鳴り出す。米とフレッシュフルーツは一緒に食べない、というのは日本人のDNAに刻まれたものなのか?
最終的にイチゴはご飯からよけて……
個別に食べた。
・そもそも「カオヤム」はメジャーなのか?
タイ好きで何度も渡航している編集長のGO羽鳥に「カオヤム」を食べたことがあるかどうか聞いてみたところ「食べたことないし、名前も初めて聞いた」とのこと。どうやらそこまでメジャーな食べ物ではなさそうだ。
さらに、「カオヤム」の画像検索などをしてみたところ、たしかに色とりどりの生野菜やハーブ、鶏肉やエビをご飯と一緒に食べるライスサラダなのは間違いないようなのだが……。
私がルミネエストで食べた「カオヤム」のようにフルーツてんこ盛りのものはない。
せいぜいパイナップルやオレンジの粒がちょっと入ってるくらいだろうか……。
どうやら私が食べた「カオヤム」は日本の映え式にアレンジされたかなり特殊なもののようだった。
いわば、日本の寿司がアメリカ風にアレンジされてアボカドロールになったような……。いや違うな。だって日本でフルーツとご飯を一緒に食べることってほとんどないし……。
世界の広さ……というより、むしろ日本の映え文化の奥深さを感じただけだった。これだけで「カオヤム」を評価するのは酷というもの。今度はあんまりフルーツがのっていない「カオヤム」を食べてみたいと思います。
参考リンク:アジアンダイニングPRIMO
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.
御花畑マリコ



















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