「ハイブリッド」という言葉には車に代表されるように、燃費が良かったり新しい技術が投入されていたりといった、‟新感覚” な響きがある。そして、そんなハイブリッドの概念を品種改良に取り入れる農家も現れ、次々と奇想天外な果物や野菜が誕生している。

そんななか、パイナップル味の白いイチゴが登場してネット上を賑わせているのだが、実は、かなり昔から存在していた種だというのだ。白い実と赤い種のコントラストが紅白で、なんとも見た目がラブリーなイチゴについて紹介したいと思う。

・パイナップル味の白いイチゴの名は ‟パインベリー”


パイナップル味の白いイチゴ ‟パインベリー” を栽培して広めようとしているのは、豪ビクトリア州にある「United Nurseries:ユナイテッド・ナースリーズ」だ。農園で輸入に携わっているフィリップ・ニールセンさんが、5年前にヨーロッパを訪れた際、パイナップルの味がする白いイチゴに出会ったのである。

今まで、見たことも味わったこともないようなイチゴに驚いた彼は、母国の人にも味わってもらいたいとの思いで、21株のパインベリーを持ち帰り栽培を開始したのだという。

・パインベリーに近い種は、18世紀頃から存在していた!

なんでも、パインペリーに近い種は18世紀頃から存在していたとのことで、イチゴとパイナップルを掛け合わせたハイブリッドではないのだそう。フランスで、突然変異によって出現したイチゴをオランダの農夫が栽培し、品種を改善していった結果がパインベリーなのだ。

また、パインベリー以外にも、違う種類の白いイチゴも世界には存在しているという。

・バブルガムの味がする ‟バブルベリー” も栽培!

まるで、イチゴの中と外が裏返しになったような、白い実と赤い種のコントラストがとにかく可愛らしい! イチゴの風味を残したパインベリーは、シトラスのようなパイナップルの味がして、口当たりが丸っきりパイナップルと言う訳ではないそうだ。

この他にもフィリップさんの農場では、バブルガムの味がする ‟バブルベリー” も栽培されており、近々、パインベリーと共に市場に出回る予定となっている。

色の組み合わせが ‟紅白” なので、日本でも買えるようになったら、お祝いの贈り物としてピッタリではないだろうか。ハイブリッドフルーツは物珍しくて楽しいが、昔から存在していたレアな種が、このように日の目を見るとは素晴らしいことだと思う。

参照元:Facebook @United NurseriesMashableSnopes.com(英語)
執筆:Nekolas

▼左下の写真がバブルベリーだ。ピンク色がカワいい!!