VIO(デリケートゾーン)の毛なんて必要ないと思っている。夏はムレるし、大便の時に絡まるし。いっそ全部なくしたい。

サロンに通って脱毛するのがイチバン綺麗になるんだろうけど、頑張れば自分でもできるのでは? と思ったので、ブラジリアンワックスを使ったセルフ脱毛にチャレンジしてみたぞ!

・安さ&簡単さ重視

購入したのは、Amazonで見つけた「メンズゴリラ ブラジリアンワックス(税込1680円)」。ワックス、ペーパー、木製のヘラ、説明書のセットである。なんとなく簡単そうだ。


フタを開けてみると、ワックスは想像していたよりも硬くて、ヘラを刺すと直立するレベル。基本的に常温で利用できるが、硬くて塗れない場合は温めるといいらしいぞ。



・スネ毛から試してみる

まず、説明書に目を通してみたのだが、ページ配分にビビることになった。6ページ中「使用前のチェック、準備」で1ページ。「基本的な脱毛の仕方」で2ページ。「VIO脱毛の仕方」が事細かに合計3ページ。

全身用ワックスにもかかわらず、VIOの説明が大半を占めているのである。すなわち、特筆すべきことがないスネや腕などに比べて、圧倒的に難しいということだろうか。

……ひよってしまったので、まずはスネ毛から試してみることに。


はじめに、ヘラで毛の流れにそりつつワックスを塗っていくのだが、粘着性が強いので均等に伸ばすのが意外と大変。いま思うと、少し温めた方が良かったのかもしれない……。



若干アバウトながらも、抜きたい範囲にワックスを塗り終わったら、ペーパーを被せて2回ほどスリスリ。その後、一気に剥がす!



ごっそり抜けてる! 

当然のことながら無痛ではないが、耐えられるレベル。テープで脱毛をしたことがある方に向けて言うなら、ほぼ同じ痛みだ。さて、スネ毛で慣らしたところで、本命であるVIOにチャレンジしていこう。


・VラインとIライン

ご存知でない方の為に説明しておくと、VIOとはデリケートゾーンの総称であり、V → 竿の上あたり、I → 袋の横あたり、O → 穴の周り、である。

手が届きやすい順番に V → I → Oと脱毛を行ったわけだが、それぞれの所感と結果をお伝えしよう。まずは、「V」と「I」。

Vラインについては、毛を短くカットする必要があるとのことで、2センチ程度に切っておく。短すぎても長すぎても、うまく抜けないらしい。

下準備も終わったところで、胡座(あぐら)座りの体勢で脱毛開始。スネ毛のように広範囲を脱毛するのが困難なため、ペーパーを小さく切ってコツコツ抜いていくのだが、抜ける時と抜けない時の差が激しい。スネ毛に比べて皮膚がフニャフニャしていることや、毛が太いことが要因だろうか。

難しそうとは思っていたが、想像以上である。VラインもIラインもコツを掴まないと効率よく脱毛できなさそうだ……

その後、30分ほど試行錯誤したもののギブアップ。痛みについても言及しておくと、あまり抜けていないこともあり、軽くつねられた程度であった。


・もっと難しいOライン

この時点で、私のセルフVIO脱毛は失敗に終わっているわけだが、少しでも綺麗になれば……と思ってチャレンジしてみたOライン。

しかし、残念なことにVラインとIラインよりも難易度が高く、これまたギブアップ。難しい理由については視認性とバランス感覚だ。


私が不器用すぎるのか、それとも剛毛すぎるのか、はたまた別の要因なのか、VIOのセルフ脱毛は完全敗北とも言える結果に終わってしまった。

この結果を踏まえて、素直にサロンへ行こうと思います……。

参考リンク:Amazon「メンズゴリラ ブラジリアンワックス メンズ 350g
Report:hirazi(ひらじ)
Photo:RocketNews24.

▼以下の画像で「V」と「I」の抜け具合を確認できる。上品な画像ではないので、「見たい」って人だけどうぞ。

▼本当に見たいの?

▼じゃあ…………